タグ

美術と日本に関するitaconのブックマーク (2)

  • サントリー学芸賞、中嶋泉・阪大准教授 「男たち」の美術史に一石 | 毎日新聞

    「今後は70年代、80年代と女性の美術家の歴史を一つの物語にしたい」と語る中嶋泉さん=2021年2月9日午後2時34分、清水有香撮影 2020年度のサントリー学芸賞を受賞した「アンチ・アクション」(ブリュッケ)は、1950~60年代の日美術史をジェンダーの観点から読み直した画期的なだ。「戦後の美術史は『男たち』による男性中心の物語であり、そのことがほとんど振り返られることがないのは問題」と著者の中嶋泉・大阪大准教授。ジェンダー化された物語の「主流」からこぼれ落ちた前衛女性画家に光を当て、その創作や背景を分析した上で作品に新たな解釈を加えた。【清水有香】 「アクション」に抵抗した3人 「アンチ・アクション」は著者独自の概念だ。激しい身ぶりによる男性的な抽象表現「アクション・ペインティング」に対して、書が扱う同時代の女性画家、草間彌生(やよい)、田中敦子、福島秀子に共通する抵抗の姿勢を指

    サントリー学芸賞、中嶋泉・阪大准教授 「男たち」の美術史に一石 | 毎日新聞
  • 【橋本麻里のつれづれ日本美術】紙はただの引き立て役にあらず その美と分割の技 | 紡ぐプロジェクト

    国宝 《三十六人家集》のうち「重之集」 平安時代 12世紀、京都・願寺蔵、11月12日~24日展示(※ただし、頁替があります) 「料」とは「器具、衣服、飲物など、何かの用にあてる物。ある物事に使用する物」のこと(小学館『日国語大辞典』JapanKnowledge版)。それが「料紙」となれば、文字を認(したた) めたり、絵を描いたりするために用いる紙一般を示す。現在ならば「用紙」と同じことだ。 そもそもの始まりは、やはり中国だ。中国では後漢の時代に紙が染められるようになり、日へもまずこのような染紙(そめがみ)がもたらされた。また文字や絵を描きやすくするため、その表面を石や猪牙などで磨く「砑光」、紙に粘液で湿りを与え、木槌(きづち)で叩いて打ち締める「打紙」などの加工も行われるようになった。正倉院文書には膨大な染紙の名称が記され、その中には既に、箔や砂子を撒いたものも見受けられる。 奈

    【橋本麻里のつれづれ日本美術】紙はただの引き立て役にあらず その美と分割の技 | 紡ぐプロジェクト
  • 1