令和を迎え年金改悪の議論が始まっている。現在、夫の厚生年金に加入し、年金保険料を支払わずに基礎年金をもらうことができる「第3号被保険者」の妻は約870万人いる。 第3号については共稼ぎの妻や働く独身女性などから「保険料を負担せずに年金受給は不公平」という不満が根強くあり、政府は男女共同参画基本計画で〈第3号被保険者を縮小していく〉と閣議決定し、国策として妻たちからなんとかして保険料を徴収する作戦を進めている。
LGBTの権利保障や認知について「日本は欧米に比べて遅れている」と言われることが多い。実際、G7で同性カップルを法的に保障する法律がないのは日本だけだ。 国際社会から日本はどのように見られているのだろうか。「日本は遅れている」という言説で止まらず、LGBTに関して国際社会と比較した際、具体的にどのような法律が整備されていないのか。 東京レインボープライドのPRIDE WEEKに合わせ、5月2日にイベント「世界は日本をどう見てる?まきむぅとともに学ぶLGBT」が開催された。 国連から日本に出されている数々の「勧告」 登壇者は金沢大学の谷口洋幸准教授と、タレント・文筆家の牧村朝子さん。谷口さんから、国連を通じて国際社会から日本に対して出ているさまざまな勧告や、その背景にあるシステム、そして根本となる「人権」という考え方について解説があった。 日本は国連のさまざまな委員会や人権理事会からLGBT
「葬儀は身内だけでひっそりと行われました。喪主は長男。母親の姿はなく、子供たちはまだ現実を受け入れられない様子で意気消沈していた。死に顔が穏やかだったのがせめてもの救いです……」(参列者の1人) ◆ ◆ ◆ 4月6日、千葉県浦安市の斎場で、徳永数馬さんの葬儀が行われた。享年57。死因は多臓器不全だという。 葬儀を取り仕切った三男一女の子供たち。その母親は、かつてバラエティ番組「進め!電波少年」(日本テレビ系)の企画で、“電波子”として活躍していた智子さん(仮名・42)だ。 智子さんは昨年2月、当時21歳だった都内有名私大の学生、A君と駆け落ち。不貞に気付いた数馬さんが問い質そうとした矢先、家を飛び出したという。 数馬さんは都内で歯科医院を営んでいたが、糖尿病を患い、約10年前から両目が見えなくなった。働きに出られず、智子さんの介助は必須。一家の収入は生活保護と障害者手当だった。 A君と同い
2階の壁が崩れ、室内がむき出しになった「管理不全状態」とみられる空き家(京都市東山区) 京都市をはじめ全国の自治体が、老朽化した空き家の解体を迫られている。掛かった費用は空き家の所有者に請求するのが基本だが、登記に不備があって所有者が分からなかったり、亡くなっていたりする場合もある。人口減少で空き家のさらなる増加が見込まれる中、一層の対策が求められている。 新旧の民家が立ち並ぶ東山区の住宅密集地。2階の壁が崩れ室内がむき出しになった、トタンでできた家屋がある。接する路地は近くの児童館を利用する子どもが歩くため、同館職員は「早く何とかして」と訴える。 総務省の住宅・土地統計調査によると、2013年時点で市内の総住宅数81万4400戸のうち、空き家数は11万4290戸に上り、空き家率は14%だった。市は、空き家活用適正管理条例を14年に施行し、対策に乗り出している。 市はこれまで、15年と17
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