きのこ納豆鍋 2020.04.10 連載 : 野菜の味を生かす。塩だけクッキング 鍋のベースに、塩を効かせた納豆と香味野菜をつかう絶品鍋です。食材には旨味や苦味、色、香りなどの個性があります。塩だけで調理するからこそ、その素材の持ち味が生きてくるのです。塩の奥深さを知ることのできる料理を、細川亜衣さんに習いました。 きのこ納豆鍋 この鍋は、わが家の定番と言えるほど、登場回数が多い料理です。食材を刻んでグツグツ煮込むだけですが、きのこの軸と納豆、たっぷりの香味野菜でベースをつくるのが、おいしさの秘訣です。 ここで活躍するのが塩。しっかりと塩味を効かせ、発酵食材と混ぜ合わせて別の調味料をつくる感覚で炒めていきます。しばらくするととろみが出て、だしいらずの鍋の素が出来上がり。ちょっとしょっぱいかな、くらいの加減で大丈夫です。 きのこ納豆鍋のつくり方