カトリック教会は、ペトロなど使徒達の時代から連続する歴史を持っていますので、いつ出来た...と規定するのは難しいかも知れません。 【 むしろ『どのように形成されてきたか...』と、その「過程」を捉えた方が分かりやすいかも知れません XX会議、XX事件から...という区切りで突然生まれたものというより、長い経緯があって現在に至っています。 イエスの受難、ユダヤ教からの分離、ローマ帝国からの迫害と国教化、西ローマ帝国の滅亡、東西教会の分裂、 世俗化との葛藤、プロテスタント運動、啓蒙主義、国際化...といった歴史の流れにおいて 現在のカトリック教会があります 】 カトリック教会や正教会は、「起源」として、使徒たちを中心とした第一世代信者の信仰共同体と歴史的に連続した教会です。 もちろん、最初から現在ような組織・共同体の姿に整っていたわけではなく、教会の成熟は連続的に進んでいます。 カトリック的な