hobo_kingさんの感想を見て手に取ったわけですが…… これはおもしろい。 概要はもろ和製Wizなんですが、きちんとオリジナルの作品に昇華されている。 むしろWizへの愛にあふれているというか、エディ・Mかよ。 気づいたときは思わず噴き出してしまいました。 今後どうなるかはわかりませんが、 特に今巻は登場人物らとその関係の描写にページが割かれ、 その群像劇が想像力を刺激して物語の世界に入り込ませられる。 ついでに舞台になっている京都に前日行ったばっかりですし。 青蓮院にも行っておけばよかったー! ここでは簡単に人が死ぬ。 けれど、その死が軽いものと書かれていないのが好印象。 簡単に死ぬけれど、それが周りにさまざまな影響を与えている描写。 死んだのではなく、生きていたのだと感じられる。 おもしろいです。 中巻ということは三巻編成でしょうか。 続きがすごく楽しみです。