最終巻。台風みたいなこの恋模様に決着。 流石に最終巻までくれば人を人とも思わぬような傍若無人さはなりを潜めたので、以前ほど嫌いというわけではないのですが、それでも数々の仕打ちの記憶がやはり「竜児と大河」という組み合わせが受け入れられないんだよなあ。 ただ、やはり最終巻ともなると感慨深いものがあるのも確か。 全てを捨てて逃げ出そうとした彼らが、子供としてわがままを張るのではなく、全て諦めないまま大人になることを決意する流れは良かったかな。一時の勢いで飛び出すのではなく、全て受け入れて笑える道を選んだことにほっとしました。 あと、ゆりちゃんが頑張ってた! そこで生徒を信じて体を張れるから、普段からかったりしてても生徒はゆりちゃんのこと好きなんだよな。良い先生でした。良縁があるといいね(笑)。