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とらドラ10!に関するitaliajinのブックマーク (12)

  • 随想 : とらドラ10!

    最終巻。台風みたいなこの恋模様に決着。 流石に最終巻までくれば人を人とも思わぬような傍若無人さはなりを潜めたので、以前ほど嫌いというわけではないのですが、それでも数々の仕打ちの記憶がやはり「竜児と大河」という組み合わせが受け入れられないんだよなあ。 ただ、やはり最終巻ともなると感慨深いものがあるのも確か。 全てを捨てて逃げ出そうとした彼らが、子供としてわがままを張るのではなく、全て諦めないまま大人になることを決意する流れは良かったかな。一時の勢いで飛び出すのではなく、全て受け入れて笑える道を選んだことにほっとしました。 あと、ゆりちゃんが頑張ってた! そこで生徒を信じて体を張れるから、普段からかったりしてても生徒はゆりちゃんのこと好きなんだよな。良い先生でした。良縁があるといいね(笑)。

  • 『とらドラ10!』読了 - 積読を重ねる日々

    『とらドラ10!』(竹宮ゆゆこ/電撃文庫)読了。 とらドラもついに完結。竜児と大河の恋愛関係の成就で物語が終わらず、変わっていくものを変わっていくものとして受け入れて、世界と融和していく展開にただ痺れた。竜児と大河がたんに大恋愛の末、すべてを捨てていくという物語は、美しいかもしれないけど、何も解決していないものだ。これは、二人のルーツ、すなわち孤独を見つめなおす物語であり、二人が孤独を乗り越える物語でもあるわけだ。ここに至って、物語は完全に視点が竜児のものとなっており、彼がどのようにして孤独を乗り越えるのかが描かれているのだが、その分、大河の物語としてはやや未解決な部分が残っているように思うのだが(大河父との決着は、いつの日かつけなくてはならないだろう)、それでも大河もまた、自らの孤独の由縁を受け入れ、克服する物語となっていると思う。ただ、やはりあまりにも多くの素晴らしい物語的なモチーフが

    『とらドラ10!』読了 - 積読を重ねる日々
  • とらドラ10! [★★★]|絵空事の最果て

    ――みんな幸せ! ついに完結を迎えました、超弩級ラブコメ。物寂しい感じがしますけども、ここで区切りでございます。 私がこの作品を読み始めたのは4巻の発売前くらいで、そんときはまだここまででかくなるとは思ってもみませんでしたねー。そしてもう終わってしまうとなるとなんだか感慨深いなぁ。 ホントにこの作品に出会えたことを心から感謝します。ゆゆぽ先生お疲れ様でした。次回作も絶対買いますから! 春。衝撃の出会い。 ラブレター。共同戦線。電柱キック。 偽乳特戦隊。2DK根性。かぶせたティアラ。 エンジェル大河。くまサンタ。雪山の告白── そして、雪舞い落ちる二月。 手を取り合って逃げ出した竜児と大河。 それぞれの想いを胸に、二人はともに未来を切り拓こうとする。立ちはだかるのは、ままならない世界。 ぎりぎりの状況に立たされた竜児の下す決断とは。竜児と大河の、実乃梨、亜美、北村の、それぞれの想いの行方は─

  • 竹宮ゆゆこ「とらドラ10!」

    佳代とナジャのリヒテンシュタイン姉妹(ペルソナ)による対話ブログ。話題はシュルレアリスムからアニ横まで。Il est l'heure de s'enivrer! 「おもしろかった、といっていいと思う。でも率直にいって手放しで絶賛というほどの完成度でもなかったかなって思いは私のなかに最終巻を読み終えたあとから免れたく残ってるのであって、それは端的にいうなら、作は自身が提起してきた課題のすべてには洩れなく対決するということができてなくて、それはとうていこのラスト1巻で収まりうる内容のものでもなかったから、10巻で終りって情報が知れたときから予想ができた類の失敗ではあったかな。つまり「とらドラ!」って作品はいくつかのとても示唆に富む問題を提出してくれたのだけど、巻で描かれた部分はこれは読了した人のだれもが納得してくれるものだと思うけど、真摯に決着をつけられえたのは竜児ただひとりであって‥実は

  • とらドラ! 10 : 徒然雑記

    【とらドラ! 10】 竹宮ゆゆこ/ヤス 電撃文庫 Amazon とらドラ完結である。 高須竜児、逢坂大河。櫛枝実乃梨。北村祐作。川嶋亜美。この五人の少年少女たちの物語を、私はどこか線香花火のように眺めていた。 若き日の、二度とは帰らぬ駆け抜けるような青春の日々。全力で駆け抜けるからこそ、もう戻れない時間。ふと立ち止まって振り返ったとき、郷愁とともに思い出す、遠い遠いいつかの昨日。 彼らの眩しい青春は、どこか儚く、切なく、一瞬の幻のように見えていたのだ。 彼らのお互いを想う気持ちの強さ。友情のアツさとは裏腹に、この五人にはどこか縁の薄さが透けて見えていた気がしたのだ。ずっと思っていた。この五人は、学生という社会の用意した共有空間を旅だった時、きっともう二度と、同じ時間と空間を過ごすことはないんだろうな、と。 学校を卒業しても、違う土地に暮らすようになっても、逢いさえすれば、再会すれば、昔と同

    とらドラ! 10 : 徒然雑記
  • 竹宮ゆゆこ 『とらドラ10!』 (電撃文庫) - 十七段雑記(blog)

    とらドラ10! (電撃文庫) 作者: 竹宮ゆゆこ,ヤス出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2009/03/10メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 103回この商品を含むブログ (288件) を見る 恐ろしいほどの強い欲求は、繋いだ右手から染み込んできているのだ。もっと強く握り締めて、たぐり寄せて爪を立てて、引き裂くみたいにしてやりたい。しがみついて、牙を打ち込んでやりたい。この飢えと渇きを満たしたい。そして噛みつきながら心の中身を叫んで叩きつけてやれたら、と。 とらドラ10! (電撃文庫) - はてなキーワード クリスマスの夜,手を取りあって逃げた大河と竜児.二人の出したそれぞれの結論とその結末. シリーズ完結.お互いの気持ちをようやく伝えあった二人,それぞれの親や「大人」に対する決着,そして大団円.ハイになるのもウツになるにも最後まで全力.結論が出ればもう迷うこと

    竹宮ゆゆこ 『とらドラ10!』 (電撃文庫) - 十七段雑記(blog)
  • とらドラ10! – MOMENTS

    俺のこれからの日々を、これから先の全部を、すべてを、おまえと一緒にやっていく。一緒に暮らそう。これからずっと。 お互いの気持ちにようやく気づいた竜児と大河。大人の論理という、子どもたちにとってはどうしようもない法則に支配される世界から逃れるべく、駆けだしたふたりに行き先はなく、雪の舞う夜に当て所なく彷徨う。ぎりぎりの状況下、竜児が下す決断とは、そして、ふたりの想いの行方は……。 [tegaki]みんな幸せ![/tegaki] ラブコメという線引きなんて軽々と飛び越えて、素敵で素晴らしくてどこまでも幸せなラストに万歳! 大人になりきれない子どもたちの精一杯と、そんな子どもたちを慈しむ大人たちのすれ違いと歩み寄りからここまでの大団円が描かれるとは、竹宮ゆゆこ恐るべし! 前巻の引きと今巻の中盤までの重苦しさから大反転したかのように一気に広がる世界。竜児の世界を変えてくれた大河の存在の重みと暖かさ

    とらドラ10! – MOMENTS
  • とらドラ! 10巻 / 竹宮ゆゆこ - FULL MOON PRAYER

    とらドラ10! (電撃文庫) 作者: 竹宮ゆゆこ,ヤス出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2009/03/10メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 103回この商品を含むブログ (288件) を見る楽しいことも苦しいことも全部ひっくるめて、誰かを好きになりたいなと思わせる作品。それ以上の褒め言葉は無いのかなと思います。傑作でした。 大人の壁を前にして、逃げだした竜児と大河。でも、力無き子供2人だけの逃避行で何処に行ける訳もなくて。それならば、彼ら彼女らは、いったい何をすればいいのか? 上がりきったテンションを緩めることなく続く怒涛の展開。友人たちの想い、大人たちの想い、そして何より2人の強い想いを乗せて、物語は大団円を目指して駆け抜けます。不器用で滅茶苦茶で、でも真っ直ぐ強い気持ちは、当にどこまでもキラキラとしていて。 北村や、実乃梨、亜美の視点で書かれた冒頭部分に

    とらドラ! 10巻 / 竹宮ゆゆこ - FULL MOON PRAYER
  • とらドラ10! - ブログというか倉庫

    とらドラ10! (電撃文庫) 作者: 竹宮ゆゆこ,ヤス出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2009/03/10メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 103回この商品を含むブログ (280件) を見る ストーリー 行く当てもないまま、雪降る夜に走り出した二人——。 物語は彼らにどんなラストシーンを用意しているのだろうか? 誰かが泣いて、誰かが笑うのだろうか? 寒い寒い雪の夜は、優しい暗闇で彼らを包んではくれない・・・仄白い夜の中で、二人がつかみ取る未来とは? 泣いても笑っても、これにて「とらドラ!」シリーズ完結です。ネタバレなしで感想を書いてますのでご安心を。 まるでハンマーで 頭をぶん殴られるような怒濤の展開が序盤から襲って来ました。そしてそれが何度も何度も襲いかかってきます。まるで往復ビンタのような物語に、なんだか読んでいてクラクラとしました。 でも・・・でも、でも

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  • booklines.net - [竹宮ゆゆこ] とらドラ10!

    「わかんねえのかよ!?それが当にわかんねえのか!?」 夜空に星はなく、道を導く星座も見えない。自分がどこにいるのかもわからない。ただここには、この腕の中には彼女がいる。彼女があるところに自分はいる。 それだけがたった一つ確かで。 「俺がいる場所がここ以外のどこにあるんだよ!?」 超弩級ラブコメ完結編。 行くあてもなく、さりとて手を離すことはできない。繋いだ手だけで、このふたりの距離を、見せてくれるんだからすごいですよね。言いたい。けど聞けない、もどかしさがとても伝わってくる。 それだけに、橋の欄干でのひとときは、イラストと併せて、胸きゅんになりました。切ないときも温かさあふれる笑いが生まれるっていいなあ。これは、仲間が集まってくれたときも思ったけど、この雰囲気こそが、とらドラの素晴らしいところだと思う。 てっきり勢いで一気に動くのかと思ったけど、現実を見てしまうのは、やっぱり苦労し

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  • とらドラ10!

    雪が舞い落ちるバレンタイン。母親の前から、手を取りあって逃げ出した竜児と大河。二人の前に立ちふさがるのは、お互いの母親とままならない現実。大河の、友人達の気持ちに触れた竜児はひとつの決意を固める…… シリーズ完結編。アニメとほぼ同時ゴールのようなのでアニメ最終回を見てから読むのも一興かともおもったけどやっぱり我慢できなかったよ!ていうかアニメが丁度9巻の内容に差し掛かったところで、丁度いい軽い復習になりました。 大河に竜児、実乃梨に亜美に北村といったメインの5人だけじゃなくてメインキャラ皆に見せ場があるのが嬉しかった。特に出番は少なめで不幸属性全開だけど独身(30)は最後まで良い教師で、ギャグでもシリアスでも活躍できる万能キャラだったよなあとか。そして「春田劇場」に噴きました。 そしてメイン5人の中では、亜美の葛藤がなんとも可愛かったです。大ピンチの竜児と大河をなんだかんだと捨て置けず、竜

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