1万6000種類の雑誌を収集する「東京マガジンバンク」を開設している都立多摩図書館(立川市錦町6)で7日、企画展「雑誌でめぐる多摩と鉄道」が始まった。鉄道雑誌のバックナンバーなど約300点を展示し、多摩地域の鉄道沿線の発展ぶりを紹介している。11月5日まで、入場無料。(北爪三記)
この春から、週に2回ほど電車に乗って出かける先ができて、そういう境遇になってみると、あらためて気づかされることがいくつかある。 私はこの20年ほど、定期的に通う先を持っていなかった。 だから、混んだ電車に乗ること自体、かなり久しぶりの経験だったのだが、驚いているのは、夕方の通勤車両の中の乗客が、誰も彼も、かつてよりひどくギスギスして見えることだ。スマホや携帯電話を操作している者が約半数。残りは、中空を睨んでいるか、でなければ、かたく目を閉じている。 なんだか暴動前夜みたいな雰囲気だ。 そんなふうに感じるのは、私が浮世離れしているせいなのだろうか。あるいは、私が若者だった頃の通勤客と比べて、21世紀の乗客はより巨大なストレスに晒されているということなのか? この点について話をすると、出勤族の答えはニベも無い。 「何時頃の何線に乗ってるんだ?」 「月曜と水曜の昼過ぎの地下鉄南北線。で、帰りは時
鉄道博物館(さいたま市大宮区)は、国内外の鉄道に関する絵本約1000冊をそろえた「てっぱく図書館」を夏休み前の来月21日にオープンする。実際に使用されていた鉄道車両の座席を用意しており、旅行中の車内で本を読んでいるような気分に浸れそうだ。 図書館は館内のノースウィングの約400平方メートルに設置。貸し出しは行わないが、欧米やアジアなど外国版の絵本もそろえる予定という。図書館に設置する鉄道車両の座席は2人がけ。靴を脱いで親子で寝転んで絵本を読めるスペースも設けるという。 利用時間は午前10時〜午後4時半。図書室利用には鉄博入館料(大人1000円、小中高生500円、3歳以上の未就学児童200円)が必要。問い合わせは、鉄道博物館(電話048・651・0088)。【林奈緒美】
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く