米Microsoftは2月20日、Windowsに搭載しているWebサーバソフト「Internet Information Services」(IIS)について、HTTP/2のリクエスト処理に関する問題が発覚したとして、セキュリティ情報を公開した。 Microsoftのセキュリティ情報によると、この問題ではISSを実行しているWindows Serverに不正なHTTP/2リクエストを送り付けることで、一時的にCPUの使用率を100%まで上昇させることができてしまう可能性がある。 場合によってはサービスが不安定になり、CPUの使用率が急騰して、接続がタイムアウトになって途切れてしまうこともあるとしている。 Microsoftはこの問題に対処するため、リクエストに含まれるHTTP/2 SETTINGSの数に上限を設定できるようにした。上限はIIS管理者が設定する必要がある。 影響を受けるのは
目に見えるようになったWindows 10の「配信の最適化」の効果:企業ユーザーに贈るWindows 10への乗り換え案内(43) Windows 10は、ストアアプリやWindows Updateのダウンロードを効率化するP2P配信技術「配信の最適化」機能を備えています。多数のWindows 10クライアントを導入している場合は、この機能が有効に働いているかどうか、どの程度の効果があるのか気になるところでしょう。 企業ユーザーに贈るWindows 10への乗り換え案内 Windows 10の「配信の最適化」機能とは? Windows 8.1以前のWindowsは、Windows Updateでの更新プログラムのダウンロードを最適化する「BranchCache」という機能がありました。BranchCacheは「Windows Server Update Services(WSUS)」でもサ
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