PHPカンファレンス関西2012で使用したスライドです。完全な内容は下北沢で開催した際のスライドと動画を御覧ください。

PHPカンファレンス関西2012で使用したスライドです。完全な内容は下北沢で開催した際のスライドと動画を御覧ください。
CGI環境でPHPを動作させているサイトには、リモートからスクリプト実行を許してしまう脆弱性があります。php.netから提供されている修正リリース(PHP 5.3.12 / PHP 5.4.2)は不完全なため、該当するサイトは至急回避策を導入することを推奨します。 概要 CGIの仕様として、クエリ文字列に等号を含めない場合は、クエリ文字列がCGIスクリプトのコマンドライン引数として指定されます。 例えば、http://example.jp/test.cgi?foo+bar+bazという呼び出しに対しては、test.cgiは以下のコマンドラインで呼び出されます。 test.cgi foo bar baz この仕様を悪用して、CGI版のPHPにコマンドライン引数としてPHPのオプションを指定できます。例えば、http://example.jp/test.php?-s というリクエストは、-s
PHP5.4 Advent Calendar 2011の7日目です。昨日は@madapajaさんの「PHP5.4+ で開発が行われている BEAR.Sunday フレームワークを動かしてみる」でした。 さてさて皆さん、ユニットテストしてますか? PHPもテストのライブラリが充実してきており、カバレッジ100%に情熱を燃やしている方も多いことでしょう。 ユニットテストで困るのが、private/protectedメソッドです。外から呼べないので、普通の方法ではテストできません。(protectedは適当なダミーのサブクラスを作ってそこからテストできますが、ちょっと面倒です。) まあ当然です。外から呼べないようにprivateにしているので、簡単に呼べたら逆に困るわけです。しかしながら、privateメソッドも外から呼んでテストできた方が開発ははかどるでしょう。この記事ではPHPでprivat
PHPのIPCではまって困っていた時にPHPのticksというものの存在を教えてもらいました。tickといったらOSのスケジューリング単位ごとに増えるやつのことしか頭に浮かばないけれど、PHPはapacheから呼び出されてやることが終わったらそれでおしまいなはず。OSからあらかじめ一定のCPU時間を与えられてそれを割り当ててコードを実行するわけではないはず(というかマルチスレッド環境でどのように動作するのか自体を知らない)なのに、この時間を管理してるっぽいticksってなに?と思ったのと、たまにはCのコードとか見たいので少し調べました。 まずtickがどのように処理されているか。ドキュメントによれば tickとはdeclareブロックの実行中にパーサが N個の低レベル命令を実行するごとに 発生するイベントのことです。 とのこと。”発生する” “イベント” というのがいかにも割り当てられたC
そらいさんのサービスが改ざん被害にあったとのことで、攻撃コードが載っていたので解析して見ました。 ということで、上記のコードを解析しましたが、難読化の仕組みは単純なのですが、コードを追いかけるのに中々疲れましたww 問題のコード問題のコードはこれです。 <?php @error_reporting(0); if (!isset($eva1fYlbakBcVSir)) { $eva1fYlbakBcVSir = "7kyJ7kSKioDTWVWeRB3TiciL1UjcmRiLn4SKiAETs90cuZlTz5mROtHWHdWfRt0ZupmVRNTU2Y2MVZkT8h1Rn1XULdmbqxGU7h1Rn1XULdmbqZVUzElNmNTVGxEeNt1ZzkFcmJyJuUTNyZGJuciLxk2cwRCLiICKuVHdlJHJn4SNykmckRiLnsTKn4iInIiL
第3引数を指定していない場合の影響前述のように、htmlspecialchars関数の第3引数を指定していない場合、PHP5.3までは、文字エンコーディングがISO-8859-1が指定されたとみなされます。この場合、入力内容にかかわらず不正な文字エンコーディングと判定されることはありません。したがって、文字エンコーディングのチェックが働かない代わりに、エラーになることもありませんでした。 これに対して、PHP5.4の仕様により文字エンコーディングがUTF-8とみなされた場合に、Shift_JISやEUC-JPの2バイト文字が入力されると、高い確率で「UTF-8として不正」というエラーになり、htmlspecialchars関数の出力は空になります。つまり、プログラムが正常に動作しません。 htmlspecialchars関数の第3引数を指定しておらず、内部文字エンコーディングがShift_
PHPのソースコードを読むためのとっかかりの話。 ソースコード取ってくる gitから取得できる。 $ git clone https://github.com/php/php-src.git とりあえずビルドしてみる ビルドに必要なツールをインストールした後、buildconfスクリプトを叩いてconfigureスクリプトを生成したのち、通常通りconfigureを叩いてmakeする。例えば、余計な拡張を一切ビルドせずデバッガで動かせるようにビルドしたい場合は以下のようになる。 $ cd php-src $ ./buildconf $ ./configure --disable-all --enable-debug $ makeコマンドラインから叩けるバイナリは、"sapi/cli/php"にある。 $ sapi/cli/php -r "echo 'hello world';" hello
昨日のブログエントリ「PHP5.3.7のcrypt関数に致命的な脆弱性(Bug #55439)」にて、crypt関数の重大な脆弱性について報告しました。脆弱性の出方が近年まれに見るほどのものだったので、twitterやブクマなどを見ても、「どうしてこうなった」という疑問を多数目にしました。 そこで、このエントリでは、この脆弱性がどのように混入したのかを追ってみたいと思います。 PHPのレポジトリのログや公開されているソースの状況から、PHP5.3.7RC4までこのバグはなく、PHP5.3.7RC5でこのバグが混入した模様です。RC5はPHP5.3.7最後のRelease Candidateですから、まさに正式リリースの直前でバグが入ったことになります。 バグの入る直前のソースは、ここの関数php_md5_crypt_rから参照することができます。以下に、おおまかな流れを図示します。まずはバ
こんにちは、久保田です。 先月6月28日、PHP5.4 alpha1がリリースされました。PHP5.3では、名前空間や無名関数の追加など、言語機能に大きな追加が行われました。PHP5.4 alpha1 ではtraitが実装され、オブジェクト指向言語としてのPHPに大きな機能追加が行われました。他にも、<?=記法のデフォルト有効化、array dereferenceの追加、無名関数内の$thisの扱いの変化、JsonSerializableインターフェイスの追加など筆記すべき様々な機能追加、改善が見られます。この記事ではPHP5.4 alpha1で見えてきた新機能をサンプルコードを交えながら概観します。 とりあえずNEWSを訳す PHP5.4 alpha1の変更点を記述した NEWS ファイルを翻訳してみたのが以下です。 PHP
こんにちは、中川です。 PHPの開発を行っていると、自分の開発用だけの便利関数や、一時的な設定・各種パラメータの変更を行いたいなどあると思います。 そんな時に、実際のプロジェクトファイルに追加してしまうと、 本番環境に誤ってそのままコミットしてしまったり、他の開発者にはゴミ扱いされたりとなかなか大変ではないでしょうか。 そんな時に便利な auto_prepend_file という設定をご紹介したいと思います。 PHPにはメインファイルの前に、自動的に付加するファイル名を指定する、 auto_prepend_fileという設定があります。 これを使えば、プロジェクト内のファイルには一切手を加えなくても、PHPで前処理を行うことができます。 ※なお、プログラムの後処理を加えたい場合は、auto_append_file という設定もあります。 設定自体は非常に簡単で、apacheのconfigフ
去年の話ですが、海外でこんな記事が上がっていました。 20 Tips you need to learn to become a better PHP Programmer 記事の内容は、かなりレベルが低いです。 しかし、初心者のうちに知っておけば、より早く成長出来るでしょう。 初心者PHPerのために、この記事の翻訳を載せます。 20 Tips you need to learn to become a better PHP Programmer PHPは、同じオブジェクトの扱い方でも複数の書き方を持っている、とても気まぐれなプログラミング言語だ。 詳しくは、私の書いた”The Art of Programming“を読むと良い。 これから書くTipsは、過去のプロジェクトから私が学んだコードの可読性、メンテナンス性を上げ、あなたを素晴らしい、より進んだPHPプログラマーにするもの
以前こちらの URL で GET/POST を簡単にできるコードを書きましたが、問題があるとのことで多くの指摘を頂きました。zaru さんに正しいコードを書いて頂きましたので下記の記事をご覧ください。 PHP で凄く簡単に GET/POST 送信ができる関数を勝手に改良した | zaru blog 下記にコードを引用させて頂きます。いくらか稼働させた所 curl の方が安定していることが分かりましたので、こちらを引用させて頂きます。curl がインストールできない環境等では zaru さんの記事の別のコードを使用してください。 function wbsRequest2($method, $url, $params = array()) { $data = http_build_query($params); if($method == 'GET') { $url = ($data != '
backtickさんのコードをみて初めて知ったけど、PHPの変数展開(ダブルクォテーション中の波括弧、文字列中の置換とかなんとか)は意外と複雑。 $hoge = 'fuga'; echo "$hoge" ; #fuga が出力される echo "${hoge}"; #fuga が出力される echo "${'hoge'}"; #fuga が出力される・・・ echo "${"hoge"}"; #fuga が出力される(parse errorじゃないのか!) ついでに関数も展開できるらしい $f = 'str_repeat'; echo "{$f('abc ',3)}"; #abc abc abc が出力される echo "{$f('abc ', 1 + strlen("aa"))}"; #abc abc abc が出力される どうやら関数の引数はワンライナー書き放題っぽい。しかし、単にダブ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く