Full Text, Open Access Books: OAPEN Launches on a New Platform OAPEN provides access to, “over 12,000 OA books and chapters, from more than 300 publishers from all parts of the world.” From OAPEN: [The] new platform, [is] based on DSpace, the open source repository system. [Clip] The move to DSpace is part of a wider project, OPERAS-P, to support the development of OPERAS (Open Scholarly Communica
日本では4月24日発売予定の、イタリアの小説家パオロ・ジョルダーノ*によるエッセイ『コロナの時代の僕ら』の全文が期間限定で公開されていたので、早速、読んでみた。 このエッセイは、イタリアでコロナウイルスの感染が広がり、死者が急激に増えた2月下旬から3月下旬に綴られたものだという。著者は、この本の印税収入の一部を、医療研究と感染者の治療に従事する人々に寄付することを表明しているそうである。 人間は過去を忘れることによって生きている。5千万人から8千万人の命を奪ったと言われる第二世界大戦の記憶でさえも、年月の経過とともに風化していき、今やほとんどの人にとっては忘却の彼方である。 だから、「まさかの事態」はまだ始まったばかりなのだが、もしも我々が記憶に留めようと努めなければ、すべてが終わった時、今回のコロナウィルスのことも簡単に忘れ去られてしまうだろう。でも、そうすることによって、我々は本当に以
ここ2、3年で目標としていた、IEEE Computer SocietyのFlagship Conferenceの一つとされているCOMPSAC 2020のメインシンポジウムに、ファーストオーサの論文がフルペーパーで採録されました。 送られてきたメールによると、今回のメインシンポジウムのフルペーパ採録は24%以下ということで、昨年の250本程度の投稿論文があることを考えると、全体のフルペーパ採録は60本程度になるかと予想できます。去年はCOMPSACのメインシンポジウムにショートペーパとしてファーストオーサの論文が1本採録、ラストオーサの論文がショートペーパで1本、併設ワークショップに1本という実績でした。 さらに、2年前は未だに当時のショックを覚えているぐらいに、メインシンポジウムでの査読でフルボッコの査読結果を頂き、なんとか気を持ち直してワークショップに通すことができた、ぐらいの実績で
米・スタンフォード大学による2020年4月6日付けの記事で、査読を経ていない研究成果であるプレプリントがもたらす利益と危険について、同大の研究者らによる見解が紹介されています。 生物医学の分野を例にとり、従来の査読を経た出版という学術モデルが直面している変化について述べています。迅速な解決を必要とする新型コロナウイルス感染症の流行に伴いプレプリントでの研究成果公表が増えているとし、その利点として、オープンアクセスかつ素早い公開が可能であること、学術誌には掲載されない可能性のある失敗や否定的成果の共有につながること等を挙げ、研究の加速・改善をもたらすものとしています。 一方で、同大教授で生物工学等を専門とするRuss Altman氏は、プレプリントは査読を経ていないため、内容に誤りが含まれうることに注意を払う必要があるとコメントしています。記事ではプレプリントが質の低い研究を拡散してしまう恐
米・Ithaka S+Rは、2020年4月2日付けのブログ記事で、報告書“Ithaka S+R US Library Survey 2019”を同日公開したことを紹介しています。Ithaka S+Rが 3年ごとに実施している、米国の大学図書館指導者層を対象とした意識調査に基づくものです。 報告書本文によれば、全米にある非営利の4年制大学の図書館長等を対象として2019年秋に調査が行われ、対象者全体の46%となる662の回答を得たとあります。主な調査結果として、業務の優先順位がコレクションからサービスへとシフトし続けていること、電子書籍への支出が上昇し紙の書籍とほぼ同じ水準であること、回答者の半数が今後5年の間に大規模なパッケージ契約を中止する可能性が高いと考えていることなど、8点を挙げています。 ブログ記事では、調査実施後、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により大学図書館を含む高等教育全
新型コロナウイルスの対策として職場に出勤する人を減らす取り組みが広がっていますが、国立情報学研究所などのグループが自宅が遠い人の出勤を優先的に減らすことで感染拡大を防ぐ効果を大幅に高められるとするシミュレーションの結果をまとめました。 グループでは、東京都と埼玉県、神奈川県、千葉県、それに茨城県のエリアについて交通実態調査などをもとに人の移動を通常よりも8割減らした場合に在宅勤務の効果にどういった関係があるかをシミュレーションしました。 その結果、自宅から職場までの距離が2.5キロ以上の人を全員テレワークで在宅とすれば、逆に2.5キロ以内の人が全員出勤しても、人の移動は8割減り、さらにエリアが186に分断されるため地域ごとの人の交流が大幅に少なくなりました。 一方で、自宅から職場までの距離を考慮せずにテレワークなどを行う場合は、出勤する人を29%に抑えれば人の移動は8割減らすことができます
で、1000誌以上のハゲタカジャーナルで査読が行われていることが分かりました。これらのほとんどは、査読や出版の経験が乏しい、アフリカや中東地域出身の若手研究者による査読であることが確認されています。 ハゲタカジャーナルには、「金銭と引き換えに論文を出版し、査読を行わない」というイメージがあります。しかし今回の研究で、Cabell’s Blacklistに掲載されたハゲタカジャーナルの査読報告書6000件以上が、Publonsに登録されていることが分かりました。これは、一般的に信じられていることとは逆に、たとえ査読を実施していたとしてもハゲタカジャーナルである可能性がある、ということを示しています。 Publonsは、強力な検証プロセスを導入していることから、それらの査読が実際の記録であると確信しています。つまり、登録された査読情報は、ジャーナル投稿システム経由で直接追加されたものか、査読者
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く