人事院は、国家公務員の総合職の採用試験について、「TOEIC」など外部の英語の検定試験で一定以上の成績を修めた場合、採用試験の点数に加算する仕組みを平成27年度から導入することを決めました。 国家公務員の総合職の採用試験には、現在も英文読解の問題が含まれていますが、人事院は、幹部候補としてふさわしい英語力の有無を検証しようと、外部の英語の検定試験を活用することを決めました。 具体的には、「TOEIC」「TOEFL」「IELTS」それに「英検=実用英語技能検定」のいずれかで一定以上の点数を取るなどした場合、採用試験の点数に加算するとしています。 例えば「TOEIC」の場合は、直近の5年間で730点以上取っていると25点を加算し、600点以上の場合は15点を加算します。 人事院では、平成27年度の総合職の採用試験から新たな仕組みを導入することにしています。 人事院は「政策を企画立案する際に海外