東近江市の隠れた魅力を集めた情報誌「そこら」が、市立図書館から創刊された。担当者らは「市民には地元を好きになってもらい、市外の人たちには『東近江へ行きたい、住みたい』と思ってもらえる冊子に」と意欲をみせている。 「そこら」の観光スポットや「そこら」にいる魅力的な人物、「そこら」にある未発掘の情報などを紹介しようと、命名した。第1号は「木地師の里」として知られる永源寺地区で生活する人々をピックアップ。また、かつて木材を流す川としてにぎわいながら今は忘れられた存在の「筏(いかだ)川」を探す企画も掲載した。 A5判、40ページで1400部を発行し、八日市図書館など市立図書館7館で配布している。今後、年1回程度の制作を予定。問い合わせは八日市図書館((電)0748・24・1515)。