面積 π/2 + 2/π = 2.2074... の受話器の形をしたソファ。これは最大ではない。 ソファ問題(ソファもんだい)は数学の未解決問題のひとつ。1966年にレオ・モーザー(英語版)によって問題が提示された。この問題は「L字型の通路を通り抜けることができる、ソファの面積の最大値 A を求めよ」という離散幾何学、数学パズルの問題である。これは、数学上の未解決問題となっている。 A の下界と上界[編集] 下界[編集] 通路の幅が1であるとき、半径1の半円はL字型の通路を通すことができるので、Aの下界の一つとして が容易に得られる。 ジョン・ハマーズレイ(英語版)はより優れたAの下界の一つを発見した。の長方形の両脇に半径1の四分円を接合させた図形から、直径 の半円をくりぬいた受話器型のソファで、 となる[1][2]。 18の線からなるジャーバーのソファー 1992年にジョセフ・ジャーバー