自民党の杉田水脈(みお)衆院議員が、性的少数者(LGBT)を「生産性がない」などと主張して批判を受けていた問題で、杉田氏の論文を掲載した月刊誌『新潮45』が9月18日、批判への反… 続きを読む
自民党総裁選をめぐり斎藤健農林水産相が安倍晋三首相の陣営から辞任圧力を受けたとされる問題で、野田聖子総務相は19日、「圧力、私はいつもかかっているので、何を今さらと。まあ、とてもつらいことですよね」と語った。 視察先の大分県姫島村で記者団の質問に答え、「私も、前回も今回も大なり小なり、私個人に、というよりは応援してくれる皆さんに圧力がかかってしまった。今回は支える人もいたけれども支えられない人もいたということが、総裁選に出られなかったゆえん」と話した。 そのうえで「これはたいして大きな問題ではなく、むしろそれを乗り越えられるような強さを持たなきゃならないな、と私自身は思っている」と述べた。 総裁選については「不十分であると言われるかも知れないが、多くの人たちに候補である安倍(晋三)首相と石破(茂・衆院)議員が何を思っているかということが少しでも伝わったのは良いことだと思う」と評価した。(興
自社の月刊誌に「造反」した「新潮社出版部文芸」のアカウント。創業者の言葉の投稿が固定されている=ツイッターより 自民・杉田議員の擁護特集めぐり 月刊誌「新潮45」が最新号で、性的少数者(LGBTなど)を「生産性がない」と否定した自民党の杉田水脈衆院議員を擁護する特集を組んだ一件。版元のツイッター公式アカウントの一つ「新潮社出版部文芸」が特集を念頭に置いて同社創立者の言葉を投稿。特集への批判的な意見を次々にリツイート(拡散)し、他の出版社がこれを応援する異例の事態となっている。【宇多川はるか】 同誌は18日発売の10月号の特集で「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」と題し、7人の寄稿を掲載。その中で文芸評論家の小川栄太郎氏は、LGBTが生きづらいなら痴漢も生きづらいなどと主張し、「彼らの触る権利を社会は保障すべきでないのか。触られる女のショックを思えというか」と記述した。ツイッター上には<慄
第24条 婚姻は、両性の合意のみに基(もとづ)いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。 家族をめぐる、教師と学生のある会話―― 教師「家族みな仲良くするのはいいことなんだろうね」 学生「もちろんいいに決まっていますよ」 教師「では、その家族仲良くというやつを憲法に書き込むのはどうだい」 学生「(一瞬ためらって)いいんじゃないですか」 ◇ 国家がなすべきこと、なすべからざることには限界がある。この限界が狭められると国の自律性が損なわれ、広げ過ぎると国は人々の生活に土足で足を踏み入れ始めるだろう。この限界をどこに置くかは「立法上の最も微妙な問題の一つ」、というのはエドマンド・バークの言葉である。今日の立憲民主制の下では、国家に枠をはめる主要な要因が基本的権利としての人権であることはいうまでもない。 個人主義を批判 いま政権が日程に上せよ
忠鉢信一記者の目 体操女子の宮川紗江選手を指導していた速見佑斗コーチが、指導中の暴力を理由に日本協会から登録抹消処分を受けました。宮川選手は当初、「自分は被害を訴えていない」との対応でしたが、8月29日の記者会見で「速見コーチが私に対して暴力をしてしまったことは決して許されることではなかったのだと今は理解しています」と述べています。 しかし、暴力の被害者が加害者の行為を受け入れてかばう現象は、スポーツの現場ではしばしば見られます。どうしてそうなるのでしょうか。 成功体験の影響を指摘するのは、スポーツの暴力問題に詳しい辻口信良弁護士です。 辻口弁護士は大学でスポーツ法学を教えるとき、体罰に関する考えを学生に書かせています。競技である程度の成功を収め、大学にスポーツ推薦で入学するような学生は、指導者の暴力や暴言を容認する傾向があるそうです。「先生が泣きながら殴ってくれたおかげで勝てたと書いてき
・iDeCoに限らず、老後不安をあおられたら、まずセールストークと心得る ・ダウト(1)国の年金はもらえないトーク ・ダウト(2)60歳から無年金トーク ・ダウト(3)68歳まで国の年金はもらえない ・それでもiDeCoやつみたてNISAは使いたい iDeCoに限らず、老後不安をあおられたら、まずセールストークと心得る iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)や、つみたてNISA(ニーサ:少額投資非課税制度)などを利用して、投資をスタートした人のうちの何割かは「老後の不安に備える」というキーワードがきっかけになっているかもしれません。 老後の不安をあおり、金融商品をセールスするのは、販売側のベタな手法の一つだからです。しかし、これがウソや誤解を交えて契約に誘導している場合、ちょっと問題ありだと思います。 資産形成に取り組むことは基本的にはよいことです。しかし、事実ではない誤った前提を吹聴さ
全国すべての駅を制覇した、トラベルライターの横見浩彦さん(56)。人生をかけて鉄道趣味を貫いてきました。その存在は、鉄道を趣味とする「テツ」を広く世に知らしめるきっかけにもなりました。テツとして偉業を達成したいまも、乗り続けています。 8月最初の週末、真岡(もおか)鉄道下館駅(茨城県)にその姿はあった。 ほとんどの観光客が入線したSLもおか号にカメラを向けるが、中には気付く人がいる。長身に眼鏡、地味な色合いのTシャツ、カバンは肩がけ。景色になじんでいるのに存在感が際立つ。鉄道ファンから求められて一緒に写真におさまったり、握手をしたり。ぶっきらぼうな物言いに似合わず、旺盛なサービス精神を発揮する。 テツの中のテツだ。自ら「鉄道に人生を捨てた」と断言するくらい、鉄道趣味を貫いてきた。 始まりは小学生の時、友人が持っていた時刻表だった。ページをめくれば、想像の世界でどこにでも旅することができた。
明らかにネットの雰囲気が変わったのはいつごろからだろうか。 個人的に大きな転換点はまとめサイトの乱造時代へ突入したことと、スマホの普及で日本人総ネット民化が進んだ時だと見ている。 更にここにきてユーチューバービジネスの時代に入って、これでもう完全に終わった時代になってしまった。ニコニコ動画も初期のノリはなくなって、今やオワコン化している。 雰囲気が変わるという漠然とした言い方で、個人の感じ方もあるだろう。 ただそれを言えばそもそも「個人感」のあるサイトやブログもかなり減ってしまった。有益で正確な情報だけが重視されたり、芸能人について調べてもテンプレでまとめたような物しか見つからない。「彼氏は、彼女は?」的なアレである。 かろうじてジャニオタや女オタク的な人は個人の熱い思いを語っているが、男で自分の趣味について熱く語る人は少なくなった。 たとえば一昔前にAKB48の島崎遥香にスキャンダルが起
なぜ人は、大勢の仲間がいると、過激な言動ができてしまうのだろう。いじめ、ヘイトスピーチ、ネット上の私刑……。戦時中は、隣人同士でお互いの言動を監視し合っていた。不寛容な空気が、今の日本にも漂っていないか。その正体に少しでも近づきたいと思い、ある大学の体験学習に参加してみた。 「ハイル、タノ(田野万歳)!」、タッタッ。「ハイル、タノ!」、タッ、タッ……。学生たちと一緒に、かつてのナチスドイツ式の敬礼をしながら、笛の音に合わせて教室の床を踏みならす。「共同体の力」を体感するための行進だという。 6月、甲南大学(神戸市)で2週にわたって行われた「ファシズムの体験学習」。田野大輔教授(歴史社会学)の特別授業だ。文学部の1、2年生を中心に約250人が受けた。受講の拒否や、授業途中での離脱も認められている。 初日は、ファシズムの成り立ちを学ぶ。ただ、学生は発言する際はいつも敬礼をしなければならない。最
自民党の二階俊博幹事長は2日、同党所属議員から性的少数者への無理解な主張が続いていることについて「こういうことはそんなに大げさに騒がないほうがいいんです。この程度の発言があったからと言って、帰国してからどうだってそんな話じゃありません」と述べた。訪問先の韓国・ソウルで記者団に語った。 自民党は2日、杉田水脈(みお)衆院議員が同性カップルを念頭に「子供を作らない、つまり『生産性』がない」などと主張した問題について「(LGBT)問題への理解不足と関係者への配慮を欠いた表現がある」として、杉田氏に今後注意するよう指導したとの党見解を公表した。同党の谷川とむ衆院議員もインターネット放送で、同性婚のための法整備は不要との見解を示す中で、同性愛を念頭に「『趣味』みたいなもの」と発言している。
自民党の杉田水脈(みお)衆院議員(51)=比例中国、当選2回=が月刊誌への寄稿で、同性カップルを念頭に「子供を作らない、つまり『生産性』がない」などと主張した問題で、同党は2日、「問題への理解不足と関係者への配慮を欠いた表現がある」として、杉田氏に今後注意するよう指導したとの党見解をホームページに掲載した。同党が一般議員の問題発言をめぐり、見解を公表するのは極めて異例だ。 自民党は当初、「寄稿文は議員個人としてのもの」と静観する構えだった。しかし、7月27日に党本部前で大規模な抗議集会が開かれ、今週末にも各地で抗議活動が予定されるなか、党の責任を問う声が高まり、釈明に追い込まれた。 見解では、2016年に設置した「性的指向・性自認に関する特命委員会」で党内議論を行い、「性的な多様性を受容する社会の実現」をめざし、「正しい理解の増進を目的とした議員立法の制定に取り組んでいます」と強調。16年
自民党の谷川とむ衆院議員(42)=比例近畿、当選2回=が7月29日のインターネット放送で、同性婚のための法整備は不要との見解を示す中で、同性愛を念頭に「『趣味』みたいなもの」と発言した。同性カップルをめぐる杉田水脈(みお)衆院議員の主張に批判が高まるなか、同性愛者への無理解な発言が続いた形だ。 谷川氏が出演したのはネットテレビ「Abema(アベマ)TV」の討論番組。作家の乙武洋匡さんが同性婚や夫婦別姓を認めない政府に疑問を呈したのに対し、谷川氏は「多様性を認めないわけではないが、法律化する必要はない。『趣味』みたいなもので」と述べた。 自民党は2016年作成の党内啓発用のパンフレットで、性的少数者について「本人の意思や趣味・嗜好(しこう)の問題との誤解が広まっている」と注意している。 谷川氏はさらに、異性間だけに婚姻制度がある理由について「『伝統的な家族』のあり方は、男が女と結婚し、子を授
「賃貸住まいのせいで10年後に破たん」「自営業だから定年はないという幻想」「シングルの老後は年老いた親が頼り」……老後の生活を公的年金だけに頼っていたため、苦しい生活を送ることになった3人の方の現実を取材しました。 「こんなはずではなかった」。 中小企業を定年退職した60代のAさんは、年6回に分けて偶数月に振り込まれる年金額を見て毎回、頭を抱えています。 年金額のもとになる平均年収は500万円ほど。在職中は毎年誕生月に届く保険料納付の実績や将来の年金給付に関する情報が載った「ねんきん定期便」を見ていたので、老後に受け取れる年金額は老齢厚生年金と老齢基礎年金を合わせても、およそ160万円(厚生年金受給者の平均年金額は177万5,000円)であることはわかっていました。これにパート経験しかない妻の老齢基礎年金を加えても235万円程度であることもありました。月額では19万5,000円です。 それ
(自民党の杉田水脈〈みお〉衆院議員が、同性カップルを念頭に「子どもを作らない、『生産性がない』」と行政支援を疑問視した寄稿をしたことについて)無知、無理解、悪意に満ちた偏見で、あまりに悪質な発言。生産性がないというのは、個人の尊厳を根本から否定する妄言だ。議員の資質に関わる重大な発言だ。 杉田議員個人の問題ではない。比例代表として公認し、国会議員にした自民党の責任が問われる。杉田議員は、(ツイッターの)ツイートで、大臣クラスの自民党議員からも、「間違ったことを言っていない」と言われたと。誰なのか明らかにする必要がある。 発言の全面的な撤回と謝罪を求めたい。こういうことを放置していたら、自民党は基本的人権、LGBTの尊厳について語る資格のない政党だとなる。(記者会見で)
自民党の杉田水脈(みお)衆院議員(比例中国ブロック)が月刊誌への寄稿で、同性カップルを念頭に「彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がない。そこに税金を投入することが果たしていいのかどうか」と行政による支援を疑問視した。人権意識を欠いた記述だと批判が上がっている。 寄稿は18日発売の月刊「新潮45」が掲載。「『LGBT』支援の度が過ぎる」と題して、「『常識』や『普通であること』を見失っていく社会は『秩序』がなくなり、いずれ崩壊していくことにもなりかねません」などと主張した。 SNSで「優生思想だ」といった批判が広がると杉田氏は22日、自身のツイッターで、先輩議員から「間違ったこと言ってないんだから、胸張ってればいいよ」などと声をかけられたとし、「自民党の懐の深さを感じます」と投稿した。 しかし、党内からも批判が相次ぐ。武井俊輔・前外務政務官は19日、寄稿を念頭に「劣情を煽(あお)るの
6月6日(水) 雨。 僕の『持たない幸福論』の文章が今年の大学入試問題に使用されていたという連絡があってちょっとうれしかった。問題作成した大学の先生にもこれはちゃんとした文章と認められたということだろうし。そして僕なんかの文章を若者たちが強制的に読まされるイベントが知らぬ間に発生していたというのが面白い。なんか2万円くらいもらえるらしい。 家に山本一成くんが遊びに来ていたので話をする。彼は将棋AIのPonanzaで名人を倒しちゃったわけだけど、次は何をすればいいですかね、みたいな話をする。 今の世界は貧困とか差別とか戦争とかが普通にあって野蛮だと思うんですよね。100年後の世界から見たらなんて野蛮な時代だっただろうと思われるような。まだまだ人類は貧しいのでもっと発展させないといけない。もっと人類は進化するべき。まあ、それもシンギュラリティまでの過渡期に過ぎないんだけど。シンギュラっちゃった
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5月の黒鷲旗で引退する竹田沙希。闘志溢れるプレーでチームを牽引し続けた。(写真:長田洋平/アフロスポーツ) アップゾーンでは、コートから近い先頭に立って、誰よりも大きな声を出し続ける。 コートに入れば、「常に全力でやる」という言葉を体現するかのごとく、そこまで追いかけて大丈夫か、と時に見ているこちらが不安になるほど、いつだって全力でボールを追い、届かなければ悔しがり、1点を手にすれば誰よりも喜ぶ。 それが、竹田沙希という人だ。 「自分が一番ヘタクソ」 日本代表に選ばれたこともなければ、サーブやスパイクでタイトルを獲得するような選手でもない。 若手選手がコートに立つことが増えたトヨタ車体クインシーズの中では、サーブレシーブが崩れた場面や、チームが劣勢から抜け出せない状況で投入されることが多い。 だが、だからといって、日本を代表するようなサーブレシーブの名手、というようなスペシャリストではない
5日に亡くなったアニメ監督の高畑勲さんの代表作「火垂(ほた)るの墓」。戦争に翻弄(ほんろう)され、悲しい最期を迎える兄妹を描いた作品だが、主人公の行動に対して「自己責任」論のような見方が生まれている。一方で、こうした批判を見越したかのような1988年公開当時の高畑監督のインタビューが「予言めいてい…
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