筆者には、日ごろからちょっと不思議だと思っていたことがありました。 北海道大学近くを走る道路、ちょうど北20条(通称ななめ通り)付近を通りかかると、 時々機械のような、楽器のような音が聞こえることがあるのです。 あたりをよく見てみても、音を発するようなものはなにも見当たりません。 今回は、この音の正体を、突き止めてみることにしました。 ■音は低温科学研究所から 音が聞こえた周囲を調査してみたところ、 どうやら低温科学研究所付近で大きく聞こえ、 他の場所ではあまり聞こえないようでした。 そこで、この研究所に問い合わせをしてみたところ、 すぐに音の正体が判明しました。 この音は、研究所で行われている観測にかかわるとても大切な音だそうです。 そしてこの観測結果・研究成果は私たちの生活にも密接にかかわっているとか・・・。 研究所の藤吉先生にお願いして、音を発している装置を、実際に見せていただきまし