風水で縁起?老舗プロ・サンミュージック移転のワケ 目と鼻の先、四谷4丁目から3丁目へ 東京・四谷4丁目交差点で、ひときわ目立つ大木戸ビル(クリックで拡大) 東京・四谷4丁目交差点の“顔”的な存在だった大手芸能プロダクション、サンミュージックが引っ越して、8月3日から新事務所で業務を始めることになった。 引っ越し先は現在の「大木戸ビル」とは目と鼻の先の四谷3丁目。だが、歴史を刻んできたビルだけあって関係者は感慨深いようだ。 1968年に設立されたサンミュージックは、第1号タレントの森田健作(現・千葉県知事)のデビューに合わせ71年4月17日、大木戸ビルで本格的なプロダクション業務を始めた。 大木戸は、江戸から地方に向かう主要街道に設けられた検問所だった由緒ある地名で、「江戸の入り口」というゲンの良さもあった。それだけに、創業者の相澤秀禎会長は、現在の事務所に最後までこだわりがあったという。