トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 バスキア絵画の売却益隠す 伊勢の会社、国税局が告発 2009年12月22日 10時56分 伊勢現代美術館に展示されていたバスキアの「エレーヌ」(左端)=2004年6月 1980年代を代表する米国の黒人画家バスキア(1960〜88年)の作品を売却した際の所得約2億円を隠したとして、名古屋国税局が法人税法違反の疑いで、三重県伊勢市の広告代理店「企画室新広」と同社の服部修身社長(61)=同市=を津地検に告発していたことが分かった。脱税額は約6000万円で、重加算税を含め約8100万円を追徴されたとみられる。同社は修正申告に応じている。 同社は伊勢現代美術館(同県南伊勢町)の運営や美術品の売買もしている。関係者によると、同社は美術館で収蔵していたバスキアの絵画「エレーヌ」を2007年11月、ニューヨークでのオークションで、210万ドル(売