畑村式「わかる」技術 スポンサード リンク ・畑村式「わかる」技術 失敗学、決定学、創造学の畑村教授著。 ■わかるとはどういうことか 世の中のすべての事象はいくつかの「要素」が絡み合う形で、ある「構造」を作り出している。多くの場合は複数の構造がいくつかまとまって「全体構造」を成す。そして、構造同士を組み合わせ、何らかの「機能」を持っている。乗用車ならば、いくつかの部品(要素)で製造されるエンジンやタイヤ、ハンドルやアクセルが構造で、走るや曲がる、止まるなどの機能が実現されているわけだ。 わかるというのは、次の3パターンなのだという。 ・要素の一致 頭の中の要素のテンプレートと目の前の事象の要素が一致した状態 ・構造の一致 頭の中の構造のテンプレートと目の前の事象の構造が一致した状態 ・新たなテンプレートの構築 自分がすでに頭の中に持っている要素や構造を使って新しくテンプレートをつくることで