世界最大の交流サイトを運営するアメリカのフェイスブックは、利用者の電話番号などを入力することで特定の利用者を検索できる機能について、悪用されれば氏名や性別といった基本データが抜き取られかねないリスクがあったとして、この機能を廃止したと発表しました。 これに合わせてフェイスブックは、利用者の電話番号やメールアドレスを入力することで同じ名前の利用者がいる場合でも特定の利用者を検索できる機能について、廃止したと発表しました。 これについてフェイスブックは、悪用されれば世界21億人余りの利用者の大半について、氏名や性別、写真といった基本データが抜き取られかねないリスクがあったためだと説明しています。 フェイスブックのデータ管理をめぐっては批判が高まっていて、ザッカーバーグCEOは今月10日と11日にアメリカ議会の公聴会に出席して再発防止策などについて説明を求められる予定です。