「NDA(秘密保持契約書)の交渉なんて面倒。みんな経済産業省のひな形に統一すればラクになるのに」…こうした風潮に待ったをかける、緻密さを売りにするNDAの専門実務書が現れました。 NDAを緻密に検討したい法務パーソンのための実務書 ベンチャーから大企業まで、例外なく締結件数が多いのがNDAです。しかもスピードが重視されることもあって、クラウドサインによる電子化事例が増えています。 そのNDAの読み方・書き方だけを集中して学べる書籍といえば、これまでは西村あさひ法律事務所所属の弁護士らが書いた『秘密保持契約の実務』の独壇場と言っても過言ではありませんでした。そんなNDA実務書市場に揺さぶりをかけてきたのが、この『実践!! 秘密保持契約書審査の実務』です。 出澤総合法律事務所『実践!! 秘密保持契約書審査の実務』P42-43 ページ数は180ページ弱と少なく、法律書の中でもかなり薄い部類であり