「山形新聞の参院選報道不公平」 民主県連が異例の抗議 民主党山形県連(会長・和嶋未希衆院議員)は28日までに、山形新聞社(山形市)の参院選についての報道が不公平だとして文書で抗議した。選挙報道をめぐって政党が報道機関に文書で抗議するのは異例。識者からは「政権与党らしくない対応だ」という指摘もある。 武田聡県連幹事長によると、抗議は23日付。同社の寒河江浩二常務取締役編集局長にあてた、和嶋会長名の文書を提出した。 民主党が問題とした記事は2本で、1本目は選挙後の15日付夕刊「直言」欄に掲載された「民主が狙う“国家解体”」と題した渡部昇一上智大名誉教授の寄稿。同党の政策を酷評したとして、幅広い意見の掲載を求めた。 2本目は7日付夕刊1面の小泉進次郎自民党衆院議員来県の記事で、閣僚経験者や党幹部ではない小泉氏を写真付きで扱う一方、民主党の応援弁士には同様の扱いがなかったとして、均衡を欠いて