NTFSなどのファイル・システムでは、ファイル・データをディスク上に保存する場合、「クラスタ(cluster)」という単位で領域を割り当てている。NTFSのデフォルトでは、1クラスタは4Kbytes(1セクタ=512bytesなら、8セクタで1クラスタになる)となっている(ディスク・サイズが数Mbytes以下の場合は、より小さなクラスタ・サイズがデフォルトとなるが、ここでは触れない)。このクラスタ・サイズを大きくするとファイルのフラグメント(断片化)が起こりにくくなり、効率よくディスクにアクセスできるようになる可能性がある(フラグメントについてはTIPS「SysinternalsのDiskViewツールでディスクの断片化状態を確認する」も参照)。 ただしクラスタ・サイズを拡大すると、ディスクの未使用領域が増えることになり、ディスクの利用効率が下がる。1ファイルにつき、平均すると、最終クラス