解説 Windows 8/Server 2012に搭載されているHyper-V(一般に「Hyper-V 3.0」と呼ばれているが、内部的なファイルのバージョン番号はまだ2.0のままである。本稿では、一般的に呼ばれている「Hyper-V 3.0」と記す)では、新たに「VHDX」と呼ばれる仮想ハードディスク・フォーマットが導入されている。 VHDXでは、仮想ハードディスク容量が最大64Tbytes(VHDでは最大2Tbytes)に拡大されたり、4Kbytesの論理セクターをサポートし、4Kbytesセクター用に設計されたアプリケーション使用時のパフォーマンスが向上したりするなどの拡張が行われている。またメタデータに更新情報を記録することで、電源障害などによって発生するファイルの障害からの保護を提供するなど、耐障害性の向上などの機能強化が図られている(Hyper-V 3.0ならびにVHDXについ