英・米・独・ポルトガルなどの国際研究チームは、宇宙誕生後に起きた宇宙の急膨張(インフレーション)のエネルギー源を、ひも状のグルーオン場「フラックス・チューブ」によって説明できるとする説を発表した。空間が三次元であることの必然性も同理論から導かれるとする。 研究には、英エディンバラ大学、米国のチャップマン大学、ヴァンダービルト大学、独ドルトムント工科大学、ポルトガルのアベイロ大学などが参加。研究論文は、「The European Physical Journal C」に掲載された。 グルーオンは強い相互作用(クォークおよびグルーオンの間に働く力)を媒介する素粒子である。原子核を構成する陽子や中性子などの粒子は、強い相互作用で結びついたクォークによってつくられる。このとき、クォーク間でグルーオンが交換されることによって、強い相互作用が媒介されると考えられている。 これは粒子間の電磁相互作用が光
東北大学は、同大大学院医学系研究科の赤池孝章教授らの研究グループが、ヒトを含む哺乳類が硫黄代謝物を利用した新規なエネルギー産生系(硫黄呼吸と命名)を持つことを明らかにしたことを発表した。この成果は10月27日、英国科学誌「Nature Communications」に掲載された。 生物は、生命活動を維持するために酸素を利用してエネルギーを産生している。 ヒトを含む哺乳類は、酸素呼吸によってエネルギーのほとんどを生産しており、生命活動を維持するためには酸素が必須であると考えられていた。しかし、筋肉など酸素消費が大きい組織、造血幹細胞、悪性度の高いがんでは低酸素状態になることが多く、酸素に依存しないエネルギー産生経路が存在する可能性が示唆されてきた。 赤池教授らのグループはこれまでに、硫黄が含まれているアミノ酸(システイン)に、さらに硫黄が付加された物質(システインパースルフィド)が、哺乳類の
「Google Home」や「Amazon Echo」はゲームでも使えるもの? ゲーマーも知っておきたい「スマートスピーカー」の今とこれから ライター:西田宗千佳 Amazonのスマートスピーカー「Amazon Echo」の第2世代モデル。北米では2017年10月31日にリリースの予定だ 最近,日本でも,「スマートスピーカー」と呼ばれる製品の話題が多くなってきた。2017年10月5日には,Googleが「Google Home」,LINEが「Clova WAVE」というスマートスピーカーのプラットフォーム展開を国内向けに発表したこともあり,テック系以外のメディアの注目度も高まっている。 このほか,まだ日本では発売されていないものの,本命と見られているのが,Amazon.com(以下,Amazon)のEchoシリーズと,Echoのバックグラウンドで動く音声アシスタントサービス「Alexa」で
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く