ラプラタ国立大学宇宙物理学研究所、東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)、京都大学、国立天文台などの研究者らからなる国際研究チームは2月22日、アルゼンチンのアマチュア天文家であるVíctor Buso氏が観測した超新星が、「ショックブレイクアウト」と呼ばれる爆発したばかりの段階であることを確認したと発表した。 ショックブレイクアウトの様子を表す想像図 (C)Kavli IPMU 同成果は、ラプラタ国立大学宇宙物理学研究所のMelina Bersten研究員、同Gastón Folatelli研究員、Kavli IPMUの野本憲一 上級科学研究員、京都大学理学研究科の前田啓一 准教授、国立天文台の田中雅臣 助教らによるもの。詳細は英国科学雑誌「Nature」に掲載された。 超新星爆発そのものは良く知られているが、爆発直前の星がどのような構造を有しており、それが爆発の性質