タグ

ブックマーク / monoist.itmedia.co.jp (5)

  • 小惑星に人工クレーターを作れ! ~インパクタの役割と仕組み【前編】~

    小惑星探査機「はやぶさ2」の設計は、初代はやぶさ(以下、初代)がベースとなっている。そのため、「はやぶさ2」に搭載される装置は、前回「もう『チリ』なんて言わせない、はやぶさ2ならグラム単位も!?」で紹介した「サンプラー(試料採取装置)」のように、初代で搭載されたものの改良版であることが多い。 しかし、全てがそうというわけではない。搭載される装置の中には、全くの新規で開発されているものもある。その1つが、今回取り上げる「インパクタ(衝突装置)」だ。 インパクタの開発を担当しているのは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)/月・惑星探査プログラムグループ(JSPEC)の佐伯孝尚助教。インパクタとは一体どのような装置なのか、そして、何が期待できるものなのか、佐伯助教に詳しく聞いた。 風化前の「地下物質」の採取にも挑む!! インパクタ(SCI:Small Carry-on Impactor)は、小惑星

    小惑星に人工クレーターを作れ! ~インパクタの役割と仕組み【前編】~
  • もう「チリ」なんて言わせない、はやぶさ2ならグラム単位も!? ~サンプラーの仕組み【後編】~

    もう「チリ」なんて言わせない、はやぶさ2ならグラム単位も!? ~サンプラーの仕組み【後編】~:次なる挑戦、「はやぶさ2」プロジェクトを追う(3)(1/3 ページ) 小惑星からのサンプルリターンが「はやぶさ」シリーズのミッションだ。小惑星探査機「はやぶさ2」では、初代はやぶさに採用されたサンプラー(試料採取装置)をベースに、さらなる改良がなされている。【後編】では、その変更点を中心に見ていくことにしよう。

    もう「チリ」なんて言わせない、はやぶさ2ならグラム単位も!? ~サンプラーの仕組み【後編】~
  • 小惑星イトカワの微粒子はこうやって採取された! ~サンプラーの仕組み【前編】~

    小惑星イトカワの微粒子はこうやって採取された! ~サンプラーの仕組み【前編】~:次なる挑戦、「はやぶさ2」プロジェクトを追う(2)(1/2 ページ) 小惑星からサンプル(試料)を採取し、地球に持ち帰ることが「はやぶさ」シリーズのミッションである。その成功のカギを握るサブシステム、「サンプラー(試料採取装置)」にフォーカスし、その仕組みを詳しく紹介していく。【前編】では、初代はやぶさに採用されたサンプラーの仕組みを振り返る。小惑星イトカワの微粒子はどうやって採取されたのか。

    小惑星イトカワの微粒子はこうやって採取された! ~サンプラーの仕組み【前編】~
  • 宇宙から燃えずに地球に帰ってこれるんです。そう、「i-Ball」ならね

    「i-Ball」は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)3号機に搭載される新開発の“観測装置”である。このi-Ballは、小惑星探査機「はやぶさ」の帰還カプセルのように、宇宙に行って地球に戻ってくる、いわば“小さな宇宙船”だ。 稿では、このi-Ballについて詳しく見ていくことにする。 なお、HTVは、国際宇宙ステーション(ISS)に必要な実験装置や補給物資を運ぶために日が開発した無人輸送機である。初フライトは2009年9月11日で、3号機は2012年7月21日にH-IIBロケット3号機で打ち上げられる予定だ。HTVについて、より詳しく知りたい方は、JAXAのWebサイトなどを参照してほしい。

    宇宙から燃えずに地球に帰ってこれるんです。そう、「i-Ball」ならね
  • 最新技術で生まれ変わる小惑星探査機「はやぶさ」

    最新技術で生まれ変わる小惑星探査機「はやぶさ」:次なる挑戦、「はやぶさ2」プロジェクトを追う(1)(1/2 ページ) 現在、小惑星探査機「はやぶさ」の“後継機”として開発が進められている「はやぶさ2」。2014年度の打ち上げが予定されているが、具体的に初代はやぶさとの共通点・違いは何なのか。連載では、他ではあまり語られることのない「はやぶさ2」の機能・技術に迫る。 小惑星探査機「はやぶさ」については、もはや説明するまでもないだろう。世界初の小惑星サンプルリターンに挑み、一時は行方不明になるほどの窮地に陥りながらも見事にそれを切り抜け、地球への帰還に成功した。そんなドラマチックなストーリーが放っておかれるはずもなく、ほどなく映画会社3社が実写化し、社会的にも大きな話題となった。 この後継機として、現在開発が進められているのが「はやぶさ2」である。冒頭の通り、“初代はやぶさ”(以降、初代)が

    最新技術で生まれ変わる小惑星探査機「はやぶさ」
  • 1