米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の副社長兼上級エンジニアであるジェームズ・ハミルトン氏は、2014年11月11~14日(米国時間)に米ラスベガスで開催した年次イベント「AWS re:Invent 2014」で「AWS Innovation at Scale」というセッションを開いた(写真1)。AWSの各データセンター(DC)にあるサーバー台数など、クラウドサービスを支える様々な数字を公開した。
「全世界を100Gビット/秒の専用光ファイバー網で接続」「ルーター/スイッチ用半導体は自社開発」「一つのアベイラビリティゾーンで30万台のサーバーを運用」――。米Amazon Web Services(AWS)でデータセンター(DC)戦略を統括するJames Hamiltonバイスプレジデント(写真1)は2016年11月29日(米国時間)、「AWS re:Invent 2016」の基調講演で同社のクラウドの衝撃的な内部仕様を明らかにした。 Hamilton氏はこれまでもAWSの内部仕様を明らかにしているが(関連記事:「AWSの裏側を数字で教えよう」、上級エンジニアが秘密を公開)、同社の大陸間ネットワークの詳細やネットワーク機器用半導体を開発している事実、自社開発サーバー/ストレージの詳細を明らかにしたのは今回が初めて。ライバルである米Googleも最近、DCや自社開発サーバーの詳細を明らか
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