rsync はファイルを別のディレクトリやリモートのホストと同期させるためのプログラムだ。 例えば rsync の代わりに cp コマンドを使った場合、宛先の状態に関わらず全てのファイルがコピーされてしまう。 それに対し rsync では、宛先の状態を確認して異なる箇所 (差分) だけをコピーするため効率が良い。 今回はその rsync を使ってみよう。 検証の環境には CentOS7 を使った。 $ cat /etc/redhat-release CentOS Linux release 7.1.1503 (Core) $ uname -r 3.10.0-229.11.1.el7.x86_64 rsync をインストールする rsync がインストールされていない場合は yum を使って入れる。 基本的には最初から入っているはず。 $ sudo yum -y install rsync