みずからの政治資金を巡って強制的に起訴された民主党の小沢元代表に無罪判決が言い渡されたことについて、検察官役の指定弁護士は、9日、東京高等裁判所に控訴し、裁判は2審で改めて審理されることになりました。 控訴にあたって、3人の指定弁護士(大室俊三弁護士 村本道夫弁護士 山本健一弁護士)が記者会見を開きました。 (大室弁護士)先ほど3人で協議した結果、控訴することにした。 Q.控訴を決めた理由は? (大室弁護士)1審判決に見逃せない事実誤認があり、3人で協議した結果、2審で十分、修正が可能だという結論に達したため、長時間議論した結果、全員一致で控訴することに決めた。 Q.一番議論になった点は? (大室弁護士)共通していたのは1審判決におかしい点が多いこと。検討した結果、これまでの証拠で1審判決を修正することが可能であると考えたということ。 Q.どの部分がおかしな点と考えた? (