もうウンザリだ――。ソウルで行われている野球の18U(18歳以下)世界選手権で日本は4日、チェコに7―0で快勝し、1次ラウンドを4勝1敗で終えた。5日から始まる2次ラウンドに弾みをつけた日本側に韓国側が難くせをつけたのはそのチェコ戦終了後だった。 試合を視察した韓国代表イ・ジョンファン監督が「日本選手が圧縮バットを使用している」と発言したのだ。同日の韓国の聯合ニュース(電子版)は、イ監督が日本選手の打撃の音や打ち損じても打球がぐんぐんと伸びたことを挙げ「圧縮バットを使用しているのは100%確実」と主張したと報じた。 それにしても見ただけで「100%」と断言するとは驚きだ。確かな根拠があるのか? イ監督はものすごい眼力の持ち主なのかもしれないが、そもそも“潔白だったらどうするか”という想定が先方には欠けている。日本側は「(圧縮バットは)使っていない。検査してもらって構わない」と話している。