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ブックマーク / science.srad.jp (6)

  • コーヒーのカフェイン成分、皮膚ガンの予防に効果的 | スラド サイエンス

    ハーバード大の Jiali Han 准教授らの研究によると、コーヒーに含まれるカフェインが皮膚ガンの予防に効果的であるとのこと (ABC News の記事、家 /. 記事、doi: 10.1158/0008-5472.CAN-11-3511 より) 。 男女 112,897 人を対象に 20 年間以上に渡る経過観察を行ったところ、一日に 2 杯以上のコーヒーを飲んでいる人はそうでない人に比べて、基底細胞ガンを発症する確率が 20 % も低いことが分かったとのこと。また、コーラやチョコレート、紅茶など、カフェインを含む飲料及び品であれば同様の効果が期待できるが、カフェイン成分を含まないカフェインレスコーヒーには癌予防の効果がないのだそうだ。 Mount Sinai Medical Center の Josh Zeichner 准教授によれば、紫外線によって皮膚細胞の DNA が損傷を受け

  • コーヒー飲用者は非飲用者よりも死亡リスクが低いとの研究結果 | スラド サイエンス

    米国立がん研究所などの研究によれば、コーヒーを飲む高齢者は飲まない高齢者に比べて死亡リスクが低下するとのこと。研究結果は5月17日付の医学誌 The New England Journal of Medicineに掲載された(The New England Journal of Medicineの論文プレビュー、 米国立衛生研究所のニュースリリース、 家/.)。 調査は1995年~1996年のNIH-AARP Diet and Health Studyのアンケート結果に基づいて実施された。対象者は50歳から71歳の米国人男女約40万人。2008年12月31日まで追跡調査を行ったところ、コーヒーを1日3杯以上飲むと答えた人は飲まない人と比べて死亡リスクが約10%低かったという。死亡リスクの差は心疾患、呼吸器疾患、脳卒中、怪我、事故、糖尿病、感染症にみられた。女性の場合、がんによる死亡リスク

  • 隕石の DNA 成分、宇宙由来であることが確実視される | スラド サイエンス

    1960 年代以降、隕石から DNA 成分が発見されるケースは何件かあり、しかしこの成分が宇宙由来のものか地球由来のものかはっきりしなかったが、NASA の研究により宇宙由来である事が確実視されることとなった (NASA の News Release、CNN.co.jp の記事、doi: 10.1073/pnas.1106493108 より) 。 NASA の研究チームは炭素を多く含んだ隕石 12 種類からアデニンとグアニン、ヒポキサンチンとキサンチン、および核酸塩基に関連した 3 種類の分子を発見した。このうち 2 種類の分子は生物にはほとんど見られないことと、隕石 12 種のうち 9 種は南極で発見されたことから、宇宙で形成されたことを裏付ける根拠になるとしている。

  • 3月20日は「スーパー満月」の日 | スラド サイエンス

    今月20日(米国時間では19日)、月の楕円軌道において、最接近した満月が見られる。天気が問題になるが、いつもより大きい月(Super Full Moon)を眺めてみてはどうだろうか? およそ14%ほど大きく見えるようだ。また、明るさも30%アップのようだ。 ただ、近いと言ってもまだ356577キロも離れているが……。

  • 科学者らによる「地球温暖化懐疑論批判」、無料公開中 | スラド サイエンス

    人為起源の二酸化炭素排出を主な原因として地球規模で気候が温暖化するという、いわゆる人為的地球温暖化説の信憑性や地球温暖化による被害を緩和するための対策の重要性に対し、懐疑的あるいは否定的な見解をとる議論が日国内でも存在している。社会からの信頼にその活動基盤を置く科学者コミュニティは、こうした現状を座視すべきではないと考える。したがって、稿ではこれらの議論から主な論点を拾い上げ、一方的な、あるいは間違った認識に基づくものに対して具体的な反論を行う。 サステイナビリティ学連携研究機構は、国際社会が抱える喫緊の課題を解決し、地球社会を持続可能なものへと導く地球持続のためのビジョンを構築するために、その基礎となる新しい超学的な学術である「サステイナビリティ学」を研究しているそうです。 この書籍は「最近の温暖化は自然変動」や「大気と生態系・海洋との二酸化炭素交換量に比べて人為排出は小さい」、「二

  • オックスフォード大、透明アルミを作り出すことに成功 | スラド サイエンス

    Nature Physicsの論文 [doi.org]を流し読みしてまとめ. ・光吸収の飽和と言うこと自体は昔からよく知られている.これは物体に当てる光をどんどん強くしていくと,可能な励起を使い果たしてしまうためそれ以上の光を与えても吸収は増えず,当てる光は強くなっていくために吸収"率" = 吸収した光(飽和してほぼ一定)/当ててる光 がどんどん小さくなっていくと言うこと.(この場合でも吸収量自体が減っているわけではない.吸収可能な量を遙かに上回る光が照射されているため,大部分が抜けてきているだけ) ・今回Alの内殻励起(L端)に相当するX線を自由電子レーザーを使って超強くしてパルスで当ててみた.すると高強度になるに従って内殻励起が飽和して,吸収"率"はどんどん小さくなった. ・パルス後,内殻に励起されたホールは外殻からの電子の落下で埋まる(オージェ過程)が,この際余剰のエネルギーを放出,

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