乾癬(かんせん、英: psoriasis)は、慢性の皮膚角化症状をはじめとする全身炎症性の自己免疫疾患である。伝染性感染症ではない。明らかに難病[3]だが、2023年7月現在、特定疾患・指定難病になっているのは 膿疱性乾癬(汎発型)のみ。 皮膚症状に対しては、ビタミンD3外用薬、ステロイド外用薬、ナローバンドUVB療法などが使用される。これらで治療不十分な場合や、皮膚症状以外の症状に対しては、各種の免疫抑制剤、古くはジェネリック医薬品のシクロスポリンや、近年ではメトトレキサートや生物学的製剤が用いられる。 下位分類 尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん、 psoriasis vulgaris: PV) - 「尋常性」とは「普通の、ありふれた」という意味であり、乾癬で最も患者数が多い。 乾癬性関節炎(関節症性乾癬)(かんせんせいかんせつえん、かんせつしょうせいかんせん、psoriatic ar