美味しい日本酒が増えている一方で、"同じような味"の日本酒が増えていないでしょうか。それはもしかしたら、日本酒が精米歩合などの"スペック"に価値を求めてきたからかもしれません。 日本酒には、まだまだ大きな可能性が秘められています。今後、日本酒の市場を拡大させていくためには、スペック以外の価値で語ることが重要になっていくでしょう。そこで今回は、日本酒の新しい価値を探るべく、業界の最前線で活躍する3名に集まっていただきました。 業界全体を技術面でサポートしてきた、東京国税局課税第二部鑑定官室長の宇都宮仁さん、人気銘柄「而今」を造る木屋正酒造の代表兼杜氏・大西唯克さん、"日本酒は宝物"をコンセプトにした広尾の飲食店「GEM by moto」の店長・千葉麻里絵さんです。 日本酒の新しい価値について、大いに語っていただきました。 精米歩合が大きな価値となった背景宇都宮:精米歩合が大きな価値になったの