今、割り箸が世界中で静かな盛り上がりを見せている。 と言っても、身近なところでは気付かないだろう。むしろ割り箸を見ることは少なくなり、プラスチック箸が増えている。何が起きているのだろうか。 実は世界中の市場およびビジネス動向を調査する大手マーケティング会社IMARCグループが、2022年の世界の割り箸の市場規模は181億ドル(約2兆4000億円)に達すると発表したのだ。そして23年から28年までに5.30%の成長率が見込まれ、268億5000万ドル(約3兆000億円)に達するだろうと予測を出している。 箸、とくに割り箸の利用は日本だけでは? そう思いがちだ。 そもそも箸という細い棒2本だけで、食材をつかみ、切り、すくう……という真似ができるのは日本人だけ、という思い込みもある。だから箸が使われるのは、日本以外では韓国や中国、台湾、それに欧米の日本食レストランで使われる程度では。それなのに?
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