イラン・ブシェール(Bushehr)の原子力発電所で、原子炉棟を撮影する記者らを警備するイランの警備員(2010年8月21日撮影)。(c)AFP/ATTA KENARE 【9月25日 AFP】発電所や化学工場、浄水施設で使用されている独シーメンス(Siemens)の特定のシステムを標的にし、イランを中心にインドやインドネシア、パキスタンなどでまん延しているコンピューターウイルス「スタクスネット(Stuxnet)」について、米サイバーセキュリティ当局者は24日、このウイルスを分析しているところだが、ウイルスを作成した人物や動機についてはまだわからないと述べた。 6月にスタクスネットがみつかって以来、このウイルスの分析を続けているドイツのコンピューターセキュリティー専門家のラルフ・ラングナー(Ralph Langner)氏によれば、スタクスネットは、ある特定の施設の管理ネットワークを認識し、そ