計195回の日帰り出張をしたとして、約300万円の交通費を「政務活動費」から支出していたことが明らかになり、“号泣会見”を開いた兵庫県議会の野々村竜太郎議員(47才)だが、その過去をひもといていくと、筋金入りの“クレーマー”だということがわかった。 大阪出身の野々村議員は、名門進学校である大阪府立北野高校の出身だが、彼の“特異性”は高校時代から見え隠れしている。 「とにかく気難しいというか、急に怒ったりするので、友達があまりいない人でしたね。そのうち不登校になり、出席日数が足りなくて、結局、彼は1年留年してしまったんです」(高校時代の同級生) 卒業後は関西大学法学部に進学、同大を卒業後は川西市役所に職を得た野々村議員。このころから、さらに彼の“クレーマー”ぶりが際立つようになる。川西市内のある生花店の店主がこう話す。 「ウチは毎年、市内の学校の入学式や卒業式での贈花を担当しているんですが、