NHKが年末に放送する特集ドラマ「倫敦ノ山本五十六」(ロンドンのやまもと いそろく)。 主演の香取慎吾さんが演じるのは、旧日本海軍の軍人・山本五十六です。 ベースとなったのは、80年あまり封印されていた海軍の最高機密文書でした。(「倫敦ノ山本五十六」取材制作班) 「山本五十六を知っていますか?」 この質問に「はい」と答えられる人がどれだけいるでしょうか? 職場で周りの人に聞いても、「海軍の軍人」とか「真珠湾攻撃を実行した人」ということ以上に知っている人はあまりいませんでした。 ちょうど80年前の12月8日、太平洋戦争が始まるきっかけとなった真珠湾攻撃を考えだしたのが、当時海軍大将だった山本五十六(いそろく)です。 真珠湾攻撃は日本側が勝利したため、国内で「英雄」ともてはやされた山本。 一方で、戦前にアメリカに滞在し、見聞を広めた経験から、「アメリカとは戦争すべきではない」と最後まで反対した