今後数カ月から数年の間、経済に再びテクノロジー主導の起業家精神とイノベーションの波が押し寄せることになるのだろうか。解雇やその恐怖に襲われた多くのIT人材は、通常の正社員の職を選ぶのではなく、より起業家精神にあふれた選択肢を模索している。もちろん、その多くはギグワーカーやフリーランスなどの「ソロプレナー」という可能性はあるが、新たな会社の設立が増加しているのは注目に値する。 中小企業向けの金融を手掛けるClarify Capitalがパンデミック期に解雇されたIT人材1000人を対象に実施した先ごろの調査によると、63%が解雇後に会社を設立したと回答している。こうした新事業の大多数にあたる83%はIT業界に関連するものだった。 興味深いのは、その91%が解雇された会社と競合していると答えたことだ。 起業件数は急増しており、IT系新興企業インキュベーターY Combinatorの調査によると
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