分析に使用されたのは過去にGame*Sparkでも紹介した「ゲーマー動機プロフィール(Gamer Motivation Profile)」診断。85万人のデータを元にゲームプレイのモチベーションをアクション、社会性、熟達、達成、没入、創造性の6つに大きく分類し、更にそれぞれについて2つの下位分類に分けられるとした物です。 公開されたこの診断は2015年6月から2024年4月まで、170万人のゲーマーによる回答を集めたとのこと。その中から、あまりにも例外的であった中国からの回答を除外した157万人分のデータを元に、今回ゲーマーによるモチベーションがどのような変遷を辿ったのかを分析したのだといいます。ちなみにQuantic Foundryは中国のデータが例外的であった原因を、ゲーム業界の発展が歴史的に孤立していたためではないかと考察しています。 分析の結果では、多くのモチベーション傾向について
『ザ クルー』ビデオゲームパブリッシャーに対し、販売したゲームをプレイ可能な状態に保つことを義務付けさせる運動「Stop Killing Games」の請願について、イギリス政府が回答したことをGamesIndustry.bizをはじめとした海外メディアが報じています。 サービス終了後もプレイ可能な状態を目指す「Stop Killing Games」は、約9年サービスが続いていたオープンワールドレースシム『ザ クルー(The Crew)』がサーバーの停止に伴いプレイ不可能になったことを発端にRoss Scott氏が始めた運動です。同氏はサポートが終了してもゲームがプレイ可能な状態に保たれることを法律で義務付けるために、イギリス、カナダ、オーストラリアに請願を提出しました。EUに向けても提出を予定しています。
ゲームを含めた様々なコンテンツで“ストーリー”を深く楽しむユーザーが増え、メーカーやパブリッシャーもそれに応じるべく全力でゲームを開発している現代……本連載記事では、古今東西のビデオゲームを紐解き、真に優れたゲームシナリオとは何かを考えていきます。 第2回は『Fallout』を取り上げます。 “放射性降下物”を意味する「フォールアウト」という不穏な名前のこのRPGは、1997年にInterplayによって開発されました。中国との全面核戦争により不毛の地となったアメリカを舞台に、核シェルターVaultから飛び出した若者が、変貌した世界を渡り歩く内容になっています。 1991年生まれである筆者は、ちょうど高校生の時分にPlayStation 3で発売された『Fallout 3』を遊び、その自由度の高さや、練り込まれた世界観に衝撃を受けた覚えがあります。それから取り憑かれたようにシリーズ作を遊び
アメリカのストロング国立演劇博物館(The Strong National Museum of Play)は、ビデオゲームの殿堂「World Video Game Hall of Fame」の2024年殿堂入り作品5本を発表しました。 『Asteroids』(1979年)このゲームは瞬く間にアーケードで人気の『スペースインベーダー』に取って代わり、7万台以上のアーケードユニットを売り上げ、Atariのベストセラーコイン・ゲームとなった。 Atari2600で利用できるようになった家庭用バージョンはゲームの人気を新たな高みに引き上げ、何百万ものリビングルームにゲームを届けた。 「アーケード、家庭用ゲーム機、携帯ゲーム機、モバイルなど、何十ものプラットフォームで無限のバリエーションとリメイクを通じて、『Asteroids』は岩を爆破するというシンプルかつ挑戦的なゲームを史上最も広くプレイされ影
近年は数々のPlayStation向け作品がPCにも移植されており、PC版『Ghost of Tsushima DIRECTOR'S CUT』も5月17日に発売を迎えます。しかしそんな中、「PS作品をPCに移植するな!」という署名活動が見つかり話題になっています。 この署名では、「1つのプラットフォームのためにオーダーメイドされた体験」が最高であったということや、ニンテンドースイッチが成功していることを根拠にPS作品のPC移植を中止を求めています。 この署名が始まったのは、2021年のこと。この頃はまだ『Horizon Zero Dawn』と『Days Gone』しか出ていない状態でしたが、今や例に挙げられている作品のほとんどがPCに移植。残すは『The Last of Us Part II』のみとなりました。 これを発見したRedditの書き込みでは多くの批判が集まっていますが、自分の持
文化庁は2024年4月18日、文化審議会著作権分科会法制度小委員会が3月15日付けで取りまとめた、「AIと著作権に関する考え方について」(以下、「考え方」)の概要を公表しています。 2017年に早稲田大学法学部教授の上野達弘氏は「日本は機械学習パラダイスだ」と提言し、実際のところ近年の急速な生成AIの発展・普及にAIと著作権の関係を直接的に取り扱った判例や裁判例がいまだ乏しい状態です。「考え方」は、懸念解消を求める声に応えるべく“現行の著作権法がAIとの関係でどのように適用されるか”有識者からなる審議会で検討した内容をまとめたものとなっています。 「考え方」概要ではAIと著作権についての基本的な考え方を
100人を超えるメンバーで制作が進められている『Fallout 4』のトータルコンバージョンMod「Fallout: Cascadia」の最新映像が公開されました。 実写ドラマ「フォールアウト」配信記念本Modは廃墟と化したシアトルを舞台に新主人公“The Drifter”としてNCRや新たな敵、スリリングな派閥や多様なキャラクターとの出会いが描かれます。実写ドラマ「フォールアウト」の配信記念で公開された今回の映像は環境ショーケースとなっており、DLC級の広大かつバラエティに富んだ様々なロケーションが披露されています。 「Fallout: Cascadia」のリリース時期は未定なもののプロジェクトは着実に進んでいるのとことで、年内にも最新情報が伝えられるそうです。 2021年に公開されたコンテンツショーケース映像
『Apex Legends』ハッキング被害はゲーム側にあるのか、EAC側にあるのか…不安に陥るユーザーたち | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト 国際大会での衝撃的な事件で未だ話題の『Apex Legends』チート付与問題。その原因として可能性が挙げられていたEasy Anti-Cheatが、公式Xを通じ脆弱性の悪用はないとの判断を示しています。 大舞台での大胆な犯行に界隈大混乱。過去には『GTA』等でも悪用された脆弱性突いたか「Apex Legends Global Series」北米リーグにおいて有名選手のプレイに突然チートを適用させるという大胆な犯行に始まった今回の騒動ですが、発生から一夜明けた3月19日現在でもその混乱は続いています。これを受け原因の可能性を疑われていたEasy Anti-Cheatは公式Xにて「RCE(リモートコード実行)脆弱性の悪用はないと
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