セブンイレブン東大阪南上小阪店のオーナー、松本実敏さん(58)。2019年、様々な騒動が起きたコンビニ問題の「顔」となった人物だと言えるだろう。 松本さんの「時短強行」をきっかけに、大手チェーンで時短容認が進んだ。経産省の有識者検討会も12月23日、24時間営業について「一律に決めず、地域の需要の変化を踏まえて検討すべき」とする提言の骨子をまとめている。 一方で、セブン本部は2019年いっぱいで松本さんの契約を解除。オンライン化されているストアのレジはすでに止まっている。本人は1月2日から独自に営業するが、苦戦は免れないだろう。 店の営業をめぐっては今後、両者による法廷闘争に突入する見込みだ。 松本さんは「物言うオーナー」だけにセブン本部だけでなく、客などとのトラブルも絶えなかった。 相手側の言い分のみしか記されていないことへの注意は必要だが、セブンからの通知書に記載された客からのクレーム