自分の担当している外来は高血圧、コレステロール異常、不整脈、慢性心不全、虚血性心疾患の順に患者さんが多く、 特に、他の内科外来で血圧のコントロールがつかない方を担当させていただくケースが多いです。 一応循環器内科としていますが、外来ではその絶対数から、高血圧専門外来に近い状況になっています。 高血圧のコントロールを行う際に、大切なのは自宅での血圧測定です。 以前にも書きましたが、一般的に高血圧の基準は 140 / 90 以上 ですが、 家庭での血圧の基準は、135 / 85 以上 が高血圧と定義されています。 この数値を極力下回るように工夫をしていく仕事が、外来では多いです。 この家庭での血圧の確認方法ですが、一般的には【血圧手帳】というものを患者さんにお渡しし、そこに家庭での血圧の数値を書き込んでもらい、外来受診の際に持ってきてもらうという方式が、日本全国で行われているかと思います。 最