ブックマーク / jbpress.ismedia.jp (102)

  • 日本の電機メーカー:倒れた強者  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2011年3月5日号) 元チャンピオン企業がプライドを捨て、海外のライバル企業と提携している。 日の電機メーカーはかつて国力の縮図であり、20世紀後半の消費者向け技術を規定した。ソニーはトランジスタラジオとウォークマンを開発した。ノート型パソコンの大量生産を最初に始めたのは東芝だ。1915年に考案したシャープペンシルから社名を取ったシャープは、他社に先駆け太陽電池や液晶ディスプレーを開発した。 これらの企業は、国内で効率的な業務を運営し、そこから西側諸国に大量に製品を出荷することで富を築いてきた。 変化に乗り遅れた日勢 しかし、世界が変わり、日のハイテク企業は後れを取った。各社はあまりにも長い間、コストの高い日で付加価値の低い生産活動を維持し過ぎた。国内の顧客を満足させようと、海外の顧客には意味のない高性能を追い続けた。新興国市場への参入も遅かった。 NECと日

  • 誇り高き造船会社、生き残りをかけた戦いへ  JBpress(日本ビジネスプレス)

    の近代造船業の基盤は1世紀半前に長崎市で築かれた。歴史的に自由港として栄えた長崎にある三菱重工業の造船所を訪れる人は何の気なしに、日の造船業界が今も繁栄していると思うかもしれない。 ここでは、タグボートがサクランボ色のペンキで塗り上げられた自動車運搬船を少しずつ引っ張り、ぴかぴかの軍艦2隻とコンテナ船数隻の横を通って長崎湾に送り出していく。 近くにある香焼(こうやぎ)工場でも、長さ1キロのドックで数隻のコンテナ船が形になりつつあり、その隣ではタンカーが最後の塗装作業に入っている。 しかし、こうした上辺の繁栄の根底にある足場は、崖を飛び出したが、まだしばらく走り続ける漫画のキャラクターの足元と同じくらい不確かだ。 金融危機で終わった造船ブーム 造船は受注からのリードタイムが長いため、三菱重工の長崎造船所や日各地の造船所の手元には来年までは仕事がある。だが、その先は、三菱重工の先人たち

  • フリー会見に小沢一郎が来た日 「記者クラブといくら会見してももう意味がない」 | JBpress (ジェイビープレス)

    深夜、フリー記者仲間の寺澤有さんからメールが来た。彼の裁判で意見書を書いたお礼にホルモン焼きをおごってもらう約束をしていたので、その話かな、などのんびり開いたら、「明日、ある超大物がフリーの記者を対象に会見を開くので来ませんか」とある。そういえば、寺澤さんが記者クラブの開放を求めて、活発に取り組んでいるニュースを、インターネットで見ていた。 私は朝日新聞社在社時代、新聞記者だった時はクラブの内側にいて、アエラ編集部に移ったとたんにクラブから蹴り出される側になった。両方を知っている者として、クラブ(会見)開放の動きにはずっと注目していた。 特に、寺澤さんをはじめ、上杉隆さん、岩上安身さん、畠山理仁さんといったフリー記者たちの取り組みには注視していた。そこへこのお誘いである。 寺澤さんが「超大物」が誰か言おうとしないのも「事前に漏れると困る」という大ニュースの匂いがして鼻がぴくぴくする。何だか

    フリー会見に小沢一郎が来た日 「記者クラブといくら会見してももう意味がない」 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 映画「ノルウェイの森」はなぜつまらないのか 村上春樹作品の映画化が「無謀」極まりない理由 | JBpress (ジェイビープレス)

    テレビドラマを通じて強力な固定ファンを掴んでいる刑事モノの「相棒 劇場版II 警視庁占拠!特命係の一番長い夜」に至っては、ハリーポッターやシュレックといった洋画の話題作をことごとく蹴散らし、初登場以来3週にわたって1位の座を譲っていない。 また、地味ながら健闘しているのが「武士の家計簿」。20万部売れた同名のノンフィクションから江戸時代の武士の生活を想像して脚化した映画だ。冬休み突入後に子供向け作品や話題作に押されて一度は10位以下にはじき出されながらも、また復活。最新のランキングでは7週目にして9位にい込んでいる。 そんな中で公開前の話題性のわりにいま一つぱっとしなかったのが「ノルウェイの森」(2010年12月13日公開)。言わずと知れた村上春樹の大ベストセラーの映画版である。 テレビ局などが製作に絡んでいたこともあってか前宣伝もかなり盛んで、映画化が決まった時点からずいぶん話題にな

    映画「ノルウェイの森」はなぜつまらないのか 村上春樹作品の映画化が「無謀」極まりない理由 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 頭を冷やして地球の将来を考えよう 崩壊し始めた「環境バブル」 | JBpress (ジェイビープレス)

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    頭を冷やして地球の将来を考えよう 崩壊し始めた「環境バブル」 | JBpress (ジェイビープレス)
    jummai
    jummai 2011/01/04
    『地球温暖化は、科学の問題である以前に、まず経済問題である。温暖化を防止するコストがそのメリットに見合わない場合は、対策を取らない方がよい。』
  • 「定年退職者の引きこもり」増加を生む企業の罪 日本的経営を改めて考えてみた(3) | JBpress (ジェイビープレス)

    定年退職者の引きこもり――そんな言い方を聞いたのは、東京のベッドタウンと呼ばれる地域で地域活性化に取り組むNPO(非営利団体)の責任者に取材した時のことだった。 若者の引きこもりは耳にしていたが、60歳を過ぎた年輩者の引きこもりは初めて聞くことで、思わず「えっ?」と聞き返してしまった。 ちなみに最近では、「高齢者」という言葉は65歳以上を指して使われ、65歳から75歳未満までを「前期高齢者」、75歳以上を「後期高齢者」と呼ぶのだそうだ。 行くところがなく、地域にも溶け込めない 高齢者という呼び方は「年寄り」を連想させ、肉体的にも精神的にも衰えの目立つ人たちと考えてしまいがちだが、65歳を超えても肉体的、精神的に健康な人が多いのが現実だ。定年退職直後の60歳なら、なおさらだ。 そもそも高齢者を前期と後期とに分けるのも奇妙奇天烈でしかないが、医療制度など制度的な都合でしかなく、肝心の当事者を無

    「定年退職者の引きこもり」増加を生む企業の罪 日本的経営を改めて考えてみた(3) | JBpress (ジェイビープレス)
    jummai
    jummai 2010/12/01
  • 気候変動と共存する道  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2010年11月27日号) 気候変動は止められないだろうが、その悪影響を抑えることは可能だ。 1年前のコペンハーゲン気候変動サミットの異常な前宣伝と比較すると、今月末にメキシコのカンクンで始まる国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP16)については予告されなかったに等しい。それは、昨年のサミット失敗の一因が前宣伝の過熱にあったという見方が広がっているせいもあるが、期待感が劇的に変化したからでもある。 コペンハーゲンサミット以降、深刻な気候変動を避ける取り組みが勢いを失ったのも仕方がないという認識が広まっている。 もしかしたら、これは一時的な中断であり、気候変動に起因する大惨事が何度か起こった後に取り組みは再び進み始めるのかもしれない。明らかに前進は必要だ。だが、たとえ取り組みが再開するにせよ、当面は世界の気温が上がり続ける。 とはいえ、仕方がないと認めることは、何もし

  • 日中関係は日本の若い政治家がぶち壊した! 日本の民意を見誤る中国~中国株式会社の研究~その84 | JBpress (ジェイビープレス)

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  • マツダの次世代ディーゼルはこんなにエラい! 常識破りの低圧縮比「14」はなぜ実現できたのか | JBpress (ジェイビープレス)

    10月20日、マツダが「次世代技術説明会」を開催し、その取材結果を反映したニュースが20日夕方頃から新聞、テレビなどにチラホラと現れた。 けれども、いずれも「マツダがガソリンエンジンだけでハイブリッドと同等の燃費、リッター30キロメートルを達成したコンパクトカーを来春発売」というだけのものでしかなかった。 残念ながら、新聞やテレビの多くの記者諸氏、アナリストの皆さんには、ほとんどがチンプンカンプンな話だったに違いない。来なら、この説明会の翌日、マツダの株価が跳ね上がっても不思議ではないほどの重要な「鍵」がいくつも提示されていたのだが・・・。 マツダの人々が何とか「分かりやすく」しようと苦労を重ねた2時間あまりの説明と、現物の展示を見聞きした中で、彼らが理解したのは「ハイブリッドじゃなくてもリッター30キロメートル」だけだった、ということだ。 電気自動車、ハイブリッドだけが「明日の技術」な

    マツダの次世代ディーゼルはこんなにエラい! 常識破りの低圧縮比「14」はなぜ実現できたのか | JBpress (ジェイビープレス)
  • 日本人がこれほど「食料自給率」に怯える理由 日本農業、再構築への道  | JBpress (ジェイビープレス)

    農業が強い産業であり、なにもかもが上手くいっていると思う人はいないだろう。問題が山積していることから多くの議論が行われてきたが、どれも解決策を明示するまでには至っていない。 その理由は、これまでの議論には、「日農業が料自給率という罠(わな)にはまっている」という認識が欠けているためである。 日農業は罠にはまっている。そのために、もがけばもがくほど、深みにはまり苦しんでいる。シリーズでは、なぜ罠にはまってしまったのか、罠を脱するにはどのようにすればよいか、また、どうすれば日農業を再生することができるかについて解説したい。 なぜ農水省は「カロリーベース」にこだわるのか 現在、わが国のカロリーベースの料自給率は40%前後にまで低下している。この事実は小学校の教材にも取り入れられ、広く国民が知るところになっており、ごく自然に国民は料自給率を向上させるべきだと考えている。 そのよう

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    jummai
    jummai 2010/10/13
    『日本ではカロリーベースの自給率が用いられている。それは、カロリーベースの値が最も低く、危機感をあおる上で好適であったからであろう。』
  • 江戸の仇は長崎で討て、これぞ中国流 今後強まる対日強硬姿勢~中国株式会社の研究~その79 | JBpress (ジェイビープレス)

    米国ワシントンD.C.にいる30年来の友人から来たメールにこう書いてあった。日人の感覚とはちょっと違うが、「尖閣事件」を外から冷静に眺めるとこう見えるらしい。 この友人は続ける。「当初の強硬で愚かなレトリックを取り下げ(譲歩し)たのは中国側だったが、一見小さな事件が日中間の亀裂をより深刻化させる事態は、これが最後ではなかろう」 30年間「日中等距離」を保ってきたこのアジア専門家の言葉が、今のワシントンの雰囲気を正確に代弁しているように思えた。

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  • 金型産業の危機は日本のものづくりの危機だ 中小専業メーカーを追いつめているのは誰か | JBpress (ジェイビープレス)

    やや専門的なニュースなのでごく小さくしか報道されなかったが、9月に宮津製作所と富士テクニカの合併が発表された。両社とも、自動車用ボディー金型の専門メーカーだ。 ボディー金型は自動車の横腹になる鉄板をドスンと成型するものだから、非常に大きい。幅6メートル 奥行4メートル、高さ3メートルほどもある。 大きな鉄の固まりを自動車のボディーの形に合わせて削って、凸型と凹型を作る。昔は機械の精度が悪かったので、大変だった。フライス盤やシェーパーというような工作機械で削るのだが、ある程度削った後はすべて手作業だった。 私が通商産業省(現経済産業省)で金型担当課長になった当時、某メーカーを見学した際に、作業しておられる方に聞いたら、担当者は「約半年間はこの金型を磨き続けます」と言っておられた。私も20分ほどやらせてもらったが、いくら力を入れてゴシゴシやっても、ちっとも光らない。ものすごい辛抱強さが必要とさ

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  • パリで大激論、村上隆・ベルサイユ展覧会 「日本人よ自分たちの価値にもっと自信を持て!」と開催者 | JBpress (ジェイビープレス)

    9月3日付の日刊紙「ル・モンド」には、「ベルサイユわが愛」という団体が抗議集会を予定しており、もう1つ、マンガに反対するグループは法的手段に訴え、この展覧会を阻止する構えだという記事が掲載されていた。彼らの言い分はこうだ。 「ベルサイユの傑作は、ルイ14世の時代のままの状態で見るべきものである」 「ムラカミの展覧会をするのなら、王のアパルトマンではなく、ほかの場所でやればいい。それは『モナリザ』の唇に色を塗るような行為だ」

    パリで大激論、村上隆・ベルサイユ展覧会 「日本人よ自分たちの価値にもっと自信を持て!」と開催者 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 自力で兵器をつくれない国になる日本 予算縮減の中で瀕死の状態の防衛産業 | JBpress (ジェイビープレス)

    今年の春、東京都大田区にある町工場を訪れ、こんな話を聞いた。「1種類の部品を大量に作るのは容易ですが、たくさんの種類の部品を1つずつ作ってくれと言われると非常に苦しみます」。三菱重工業の下請けとして、長年にわたり戦車の部品製造を担ってきた経営者の言葉である。 また、神奈川県藤沢市でやはり戦車の部品を作る工場では、「十数両の生産が見込まれるという話だったから、思い切って新しい設備を入れたが、大幅に減ってしまった」と不安をもらす声を聞いた。下請けの中小企業にとっては、戦車1両の削減が経営を圧迫し、社員の雇用や生活に大きく響く。 日の防衛装備品製造は、帝国陸海軍の頃や諸外国のように国の兵器廠(へいきしょう:官営の兵器生産工場)があるわけではなく、大手から町工場に至る、こうした民間企業に多くを頼っているのである。 今年7月、私は『誰も語らなかった防衛産業』というを上梓した。これまであまり語られ

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  • 中国に住む日本人に大恥かかせた日本政府 法治国家を誇れる日本が、なぜ簡単に釈放を選んだのか | JBpress (ジェイビープレス)

    尖閣諸島問題を巡り、日中が火花を散らすなか、反日感情が再び台頭している。重慶でも「それなりの仕打ち」を受けるだろうと懸念していたが、実はそうでもなかった。肩の荷を降ろした、と結んだ。 その後、筆者は9月14日―23日までオーストラリアに滞在した。シドニーマラソンに出場するためだ。 中国のネット掲示板などでは、「加藤さん、日中関係が大変な時に海外に逃げるなんて卑怯じゃないか!」「結局は臆病者だったか、失望した」などのコメントが多々見受けられた。 9月18日、北京で挙行された5年ぶりの反日デモを含め、事態を現場で目撃できなかったことは心残りだ。 中国国民の筆者への罵声が収まりそうにない状況から、(1)シドニー行きは3カ月以上前から決まっていた(2)3カ月前にこのタイミングで尖閣が荒れることを予測するキャパシティーが筆者にはなかった(3)決して逃げているわけではないく、コラムなどで継続的に言論を

    中国に住む日本人に大恥かかせた日本政府 法治国家を誇れる日本が、なぜ簡単に釈放を選んだのか | JBpress (ジェイビープレス)
  • 世界から取り残されていく日本の「エコカー」 「日本車は燃費、品質がいい」はもはや幻想 | JBpress (ジェイビープレス)

    前回は、日車メーカーがモード試験対応策に特化した「お受験テクニック」によって自分たちが送り出すクルマの公称燃費を向上させてきてはいるが、現実の道路を一般の人々が走らせた時の「リアルな」燃費は決して向上しているわけではないことを、マクロデータの分析を基にお伝えした。 今回は、まず私自身が測った「実用燃費」から、そうしたクルマたちの「実力」を紹介し、さらに広く世界に目を向けながら、来あるべき「エコカー」の姿について考えてみたい。 日の自動車メーカーが「お受験」に特化し(それは燃費だけでなく、公的に評価されてデータが公開される「性能」のほとんどに対してだが)、リアルワールドで自分たちの製品の実力と資質を磨くことを怠っている間も、世界の自動車社会と自動車技術をリードする常に意識している欧米の自動車メーカーは、そのプロダクトを刻々と進化させている。 こと「燃費」に限っても、「CO2削減」を社

    世界から取り残されていく日本の「エコカー」 「日本車は燃費、品質がいい」はもはや幻想 | JBpress (ジェイビープレス)
    jummai
    jummai 2010/09/28
    「CVTはモード燃費は良くなるが、実用燃費は悪化しやすい」「特に巡航燃費は本来よくない」
  • あなたは中国人にマンションを売りますか? あまりにも無防備すぎる日本の不動産市場 | JBpress (ジェイビープレス)

    不動産市場は長らく低迷が続いている。日人の住宅取得能力は2001年をピークに下がり続け、バブル崩壊後の地価下落で、大企業にとっては土地資産保有のうまみがなくなった。 少子高齢化を見通せば、今後、内需のみで不動産市場の維持・拡大を図るのは困難だ。そこで今、不動産市場では、中国マネーへの期待が高まっている。 ついに「うちのマンション」もターゲットに 「中国企業が物件を探しています」――。 9月上旬、中古物件を探すチラシが東京都の城北地区のマンションにポスティングされた。中国企業が従業員の社宅を探しているというそのチラシは、テレビコマーシャルでもおなじみの大手不動産会社が作ったものだ。 このチラシを見て、複数の住人が色めき立った。住人のAさん(42歳)は、特に「至急、売却物件を探しています」の文言に心が揺れた。 「10年も過ぎると中古マンションは売りづらい。即決で買ってくれるという話は魅

    あなたは中国人にマンションを売りますか? あまりにも無防備すぎる日本の不動産市場 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 尖閣諸島事件で、日中関係は過去最悪に? 激しい反日ネット世論、対応に苦慮する中国政府 | JBpress (ジェイビープレス)

    尖閣諸島を中国の領土だと主張してやまない中国側は、外務大臣のみならず、12日午前零時、外交担当の国務委員(副総理級)が、就任間もない丹羽宇一郎駐中国大使を外交部に呼び出し、猛烈に抗議した。 その際に使用した「情勢を見誤らないように」という言い回しは、ここ数年現場で中国をウォッチしてきた筆者からすれば、極めて政治的な意図を含んだシグナルに聞こえる。 「一歩間違えれば、政治関係の安定という大局に悪影響を与えますよ」という警告だ。 中国政府系シンクタンクに所属する国際政治専門家は指摘する。 「事件後の日中関係は、小泉純一郎前首相が退任して以来最悪の事態に直面している。両国が適切に対処できなければ、当時のように、首脳外交が停止され、政治的摩擦に発展する可能性も否定できない。軍事的衝突はなかなか考えづらいが」 中国に戻ると、反日世論に火がついていた 9月10日、東京から拠点とする北京に戻った私は、中

    尖閣諸島事件で、日中関係は過去最悪に? 激しい反日ネット世論、対応に苦慮する中国政府 | JBpress (ジェイビープレス)
  • インターネットを分断する新たな壁  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2010年9月4日号) インターネットの開放性に対する脅威は、どうすれば回避できるのか。 2004年大統領選の選挙運動中、ジョージ・ブッシュ前大統領は「ええと、インターネッツ上での噂」と口にして、無知ぶりを嘲笑された。こうして「インターネッツ(インターネットの複数形)」は、オンラインの世界への無理解を一言で表す言葉になった。 だが、当時は無知を示すかのように思われた言葉が、今では先見の明のように感じられる。インターネットは、いくつかの力によって引き裂かれ、その普遍性を失い、ばらばらのデジタル領域に分断される危機に瀕している。 インターネットは発明されたものであると同時に、一種の貿易協定でもある。複数のネットワークのネットワークであるインターネットが過去15年にわたり驚くべき速度で成長してきたのは、規模が大きくなればなるほど、他のネットワークが接続する意義が高まったからだ

    jummai
    jummai 2010/09/06
  • 今度はラニーニャ現象、農産物にまた打撃?  JBpress(日本ビジネスプレス)

    ロシアでの干ばつとパキスタンの洪水で既に大きな打撃を受けているコモディティー(商品)市場が、ここにきて新たな混乱要因に直面している。ラニーニャ現象である。 ラニーニャは過去にも繰り返し発生してきた気象現象で、太平洋の赤道付近の海域で海水温が低下する。この現象は、世界の農地の中でも最も重要度の高い穀倉地帯の降雨や気温パターンに変化をもたらす恐れがある。 ラニーニャが個々の農産品目に与える影響を予測するのは難しい。というのも、ある地域で作物の生育条件に悪影響があったとしても、他の地域では良い影響を与え、世界全体で見るとバランスが取れることもあるからだ。 だが、ロシアの干ばつとそれに続く穀物禁輸措置により既に過熱気味の市場では、トレーダーたちは天候がもたらすさらなるボラティリティー(価格変動)に身構えている。 悪天候に敏感になるコモディティー市場 マッコーリー・グループの農産物アナリスト、コナ・