唐揚げにレモンをかけるなんてありえない。うどんは讃岐じゃなくちゃダメ。カレーに水は厳禁。などなど、みなさんの周りにも食事のときになるとなぜか“通”ぶりたがる人がいるのでは? そして、9月21日に発売された『私のご飯がまずいのはお前が隣にいるからだ』(いのうえさきこ/メディアファクトリー)にもそんな“通”がたくさん登場する。ただ静かに美味しいものを食べたい。そう願うヒロイン・さゆの周りに集まってくる、通を通り越した“通”とは一体どんな人たちなのだろう? 関連情報を含む記事はこちら まず最初の通は、デブでオタクな同僚の青山。基本的にどんな料理でもウンチクを語る彼だが、さゆは偶然寿司屋で遭遇してしまったので大変! いちいち「さゆちゃんはハシで食べる派かあ――」「あ、気にしないでー手で食べようがハシで食べようが自由だから」と口を出してくるし、しょうゆのつけ方も「これだけは覚えといたほうがいいよ」と