グラニの『神獄のヴァルハラゲート』がサービス開始から1年半以上経過したが、現在もなおGREEの人気ゲームランキングでたびたび首位を獲得するなど好調だ。さらに、カプコンとの共同タイトル『モンスターハンター ロア オブ カード』も上位に入っている。 今回、グラニの取締役CTOの河合宜文氏(写真右)にインタビューを行い、立て続けにヒットタイトルを生み出しているグラニの技術的な強さに迫った。今回、エンジニア以外の人にもわかるように初歩的なところから話してもらった(写真左は、取締役の福永 尚爾氏)。 ■そもそもC#とはなにか ———:よろしくお願いいたします。河合さんのプロフィールを教えてください。 前職は大手ソーシャルゲームの会社に在籍し、リアルタイムバトルゲーム2タイトルの開発に携わりました。その後、グラニの立ち上げから参画しました。 ———:御社では、C#を使っておられるとのことですが、この言
2009年、会長兼CEOに松本氏が就任して以来、カルビーは大きく変わった。利益率が改善し、「儲かる会社」へと変わっただけではない。グローバル展開も、長年にわたって交渉を続けながらもなかなかまとまらなかったペプシコとの提携が実現。本格的な取り組みが始まっている。松本氏は、カルビーをどう変えたのか。後編では、グローバル展開、さらには組織文化の変革について聞く。 一番はコスト。二番はスピード感。三番はローカライゼーション ――ほとんど進んでいなかったグローバル展開も、本格化させました。 言葉が悪くて申し訳ないんですが、これまでは趣味の海外事業、でしたね。本格的に海外事業でメシを食わなければ、という考え方はなかったと思います。日本の人口は、今や世界の1.7%しかない。しかも、さらに減っていく。残り98.3%の人口は日本以外ですから、未来の成長を考えたら、打って出るしかない。 とはいえ、どこでもいい
ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人の社長を務めていた松本晃氏が、カルビーの会長兼CEOに就任したのは、2009年のこと。当時、カルビーは国内需要の頭打ちとも重なり、成長の踊り場ともいえる状況にあった。ところが以後、カルビーは大きく業績を伸ばす。とりわけ注目すべきは、1%台だった営業利益率が今や10%に迫っていることだ。カルビーに何が起きたのか。「儲かる会社」へと変貌を遂げた、松本氏の改革に迫る(全2回)。 難しいことはやっていない。儲けるための仕組みをつくっただけ ――カルビーの営業利益率はかつて1%台でした。今や10%に迫る勢いですが、なぜカルビーは儲かっていなかったのでしょうか。また、どう変えていかれたのでしょうか。 単に儲け方が下手だっただけです。会社が儲かるには、基本的には3つの要素があります。「商品の品質」「コストの安さ」「供給体制」です。カルビーは1番目と3番目はよくできて
なぜ今,努力しないで成功する物語がはやるのか?――引きこもりのプロブロガー・海燕氏がゲストの「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」第17回 副編集長:TAITAI カメラマン:佐々木秀二 123→ 連載第17回めとなる,ドワンゴ・川上量生氏との対談企画「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」。今回は,ニコニコチャンネルで「海燕のゆるオタひきこもり生活研究室」を運営する海燕氏をゲストに迎え,昨今のオタク像やコンテンツについてなど,いろいろなことを語ってもらいました。 「引きこもりのプロブロガー」として活躍する海燕氏ですが,その豊富なサブカル知識と,明瞭な論理展開能力はかなりのもの。そんな氏は,昨今の流行や人気コンテンツはどのように解釈しているのでしょうか? オタクとヤンキーの違いとはなにか,なぜ今は「努力しないで成功する物語」がはやっているのか,そもそもオタクとはどういう生き物なのか?など
その人は、甘いコーヒーを飲みながら、人類の追い求める理想と、SFが果たす役割を語った。 まるで子供のように純真で情熱的で、だけど真理を追い求める姿勢はまるで老師のようでもあった。 【幸村誠】 1999年、宇宙ゴミ=デブリが社会問題と化した近未来を舞台とした漫画『プラネテス』でデビューする。 それまで注目されてこなかったデブリの脅威を題材に、その下に経済を回し、社会生活を営む未来世界の描写は、宇宙開発関係者からも高い評価と支持を得る。 一方で、限りなく現実社会に近い社会で、今を生きる我々と同じように悩み苦しみ、そして前に進んでいく等身大の人々の姿は、SF漫画という枠を超え、幅広い層の共感を得た。 そして今、時を1000年遡った、11世紀のヴァイキングたちを描いた『ヴィンランド・サガ』を連載中でもある。 その作品の中では、一貫して「人は何故、前に進もうとするのか」「人の愛とは何なのか」を追求し
同人誌「ゆかい食堂セレクション」食レポートまんが「ゆかい食堂」シリーズが大人気! ブログ「ギャラリークラフト」の くらふと (id:craft_kim) さんが取材のため東京にいらっしゃいました。ということで、はてな東京オフィスのまかないランチにお招きして、ゆかい食堂のこと杉浦茂のこと、その前に作られていた動画やまんがのこともお聞きしました。 取材構成:はてなブログ編集部(id:mohritaroh) ―― ひょっとして今日はもうさっそく取材を? はい。朝に東京に着いてすぐ1食行ってきたところです。その後、こちらに来る直前までもう1軒寄ってきました。 ―― それは忙しいところをわざわざありがとうございます。それではランチにいたしましょう。 ※当日のメニューは「カリフラワーの梅味噌そぼろあん」でした。 ゆかい食堂は「美味しそう」がいちばん大事やとおもうんです ―― (ランチ後)さて、「ゆかい
リリースから1年以上経った今でも遊ばれているアプリで、リリースから2013年の6月までに2500万回もアプリが起動されています。AppBank Networkが独自に集計してランク付けをしている「最も使われている無料アプリランキング」にも今でも継続してランクインしています。 「冒険者ギルド物語」をダウンロードしてプレイするとわかるのですが、ゲームでは1番の差別化となるグラフィック面でもあまり特徴がありません。外面的な特徴がないゲームアプリでも、ダウンロードされて遊び続けてもらえている理由はどこにあるのか。開発者のMIYAMOTOさんに話を伺ってきました。 インタビューは、アプリに広告をご提供し、収益化のお手伝いをする「AppBank Network」の運営を担当しているAppBankのしょーざが担当しました。それではインタビューをどうぞ! (アプリはこちらからどうぞ:冒険者ギルド物語 fo
電王戦,なんで勝てたんですか?――「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」第15回は,「BM98」を開発した伝説的なプログラマー・やねうらお氏がゲスト 副編集長:TAITAI カメラマン:佐々木秀二 123→ 連載第15回めとなる,ドワンゴ・川上量生氏との対談企画「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」。今回は,1990年代後半にネット上で一大ブームとなった「BM98」の開発者として知られ,最近では,ドワンゴが主催するコンピューター将棋大会「将棋電王トーナメント」(以下,電王トーナメント)でめざましい活躍を見せる,プログラマーのやねうらお氏がゲストです。 5歳からプログラミングを始め,学生時代はゲームの解析を趣味としていたというやねうらお氏ですが,そんな氏が「BM98」の開発に至った経緯,あるいは電王トーナメントへの参加を決めたいきさつなど,さまざまなことについて語ってもらいました。また,
2014年01月07日09:41 「競合を見るな。顧客を見ろ」--Amazonの徹底した顧客志向に関するベゾスのインタビューが超よかった http://narumi.blog.jp/archives/2140984.html「競合を見るな。顧客を見ろ」--Amazonの徹底した顧客志向に関するベゾスのインタビューが超よかった こちらのブログを読んで、なるほどーと思った。 nabokov7; rehash : 「競合を見るな、顧客を見ろ」というおしえ。(あるいは「ジャパゾン」の志の低さについて) 今までいくつかの会社でCEOや社長の話を聞く機会があったけど、ジェフベゾス氏がひとつ飛び抜けていると思う点は、身内に話すときでも、競争相手の名前を挙げて「うちはこの点が優れてる」みたいな比較をしたり、競争相手を茶化すジョークを飛ばしたりということを一切しなかったこと。 たった一年在籍しただけでも、彼
起業家出身の大スターが注目を集めるIT業界。しかし、苦学の上でインテルに入社、30年に渡って同社に尽くし、多くの尊敬を集めた男がいる。パット・ゲルシンガーだ。彼にこれまでのキャリアを振り返ってもらった。 文: 藤本京子 写真: 淺田創(セセッション) ヘア&メイク: 田中里佳 編集: 冨田秀継(GQ JAPAN) 18歳の若さでインテルに入社し、30年にわたる在籍中に数々の輝かしい功績を残したパット・ゲルシンガー氏。2009年にインテルを去り、ストレージメーカーであるEMCの最高執行責任者(COO)に着任したというニュースは、当時、経済ニュースとして驚きとともに世界を駆けめぐった。 その後の2012年9月、EMC子会社のヴイエムウェアで最高経営責任者(CEO)に就任したゲルシンガー氏は、未だにインテル次期CEOの有力候補の1人と噂されるほどだ。 ゲルシンガー氏は、25歳でインテルのドル
FINDJOB! 終了のお知らせ 2023年9月29日にFINDJOB!を終了いたしました。 これまでFINDJOB!をご利用いただいた企業様、求職者様、様々なご関係者様。 大変長らくFINDJOB!をご愛顧いただき、誠にありがとうございました。 IT/Web系の仕事や求人がまだ広く普及していない頃にFind Job!をリリースしてから 約26年間、多くの方々に支えていただき、運営を続けてまいりました。 転職成功のお声、採用成功のお声など、嬉しい言葉もたくさんいただきました。 またFINDJOB!経由で入社された方が人事担当になり、 FINDJOB!を通じて、新たな人材に出会うことができたなど、 たくさんのご縁をつくることができたのではないかと思っております。 2023年9月29日をもって、FINDJOB!はその歴史の幕を下ろすこととなりましたが、 今後も、IT/Web業界やクリエイティブ
ファミ通App NO.011 Android発売中! パズドラ、クイズRPGなど人気ゲームのアイテムがついてくる! ★Amazonでの購入はこちら!経営コンサルタントから転身しゲーム制作に着手伝染病を世界中に拡散させて人類を滅亡させることが目的。なんとも衝撃的な『Plague Inc.』は、何がきっかけで作られることとなったのか。ファミ通Appでは、アプリを配信するイギリスのNdemic Creations社に取材を敢行。制作者のJames Vaughan氏との直撃インタビューが実現した。 ・ゲームを作るのは『Plague Inc.』がはじめて ・本業は経営コンサルタント ・開発費は5000ドル(約50万円) ・サポートスタッフはそれぞれ別の国に在住 など、驚きの事実が明かされる。いまもたったひとりきりの会社で、孤軍奮闘の毎日というJames氏が、つぎに目指すものとは? ——まずは日本のフ
「命懸け」で向き合った日々 少女漫画からスポーツ漫画まで幅広いジャンルで活躍してきたちばてつやさん(74)。孤独な不良少年がボクシングを通じて成長する姿を描く『あしたのジョー』(昭和42~48年)は、連載中から社会現象となり、完結後40年で累計部数2千万部を超える国民的な人気作だ。原作の梶原一騎(高森朝雄)さんと二人三脚で向き合った5年半は、主人公・矢吹丈の人生と重なる壮絶な日々だった。(聞き手 戸谷真美)◇ 描き始めたのが28歳のとき。最後は34歳になっていました。梶原さんと『ジョー』という素晴らしい作品に出会い、すべてを出し切って、私にとっても、まさに青春が終わって燃え尽きた作品だったと今は思います。 ジョーは梶原さんと私の、全く異なる個性がうまく融合してできた作品でしょう。梶原さんは格闘技に詳しく、原稿も非常に男っぽい。私は争いごととなると、遠くからこわごわ見ているタイプ。だからジョ
ドワンゴの創業者で、代表取締役会長兼CTO、ニコニコ動画生みの親で、スタジオジブリの見習い社員でもある川上量生氏。独自過ぎる路線でインターネット業界に話題を提供し続ける川上氏が、先月、初めての単著『ルールを変える思考法』(KADOKAWA)を上梓した。 身をもって体験したネットワークゲームの世界の深さやドワンゴ設立の経緯、ニコ動に打って出た背景、そして「ニコ動は近い将来滅びる。それが運命」という予測までが、率直な言葉で綴られている。 そんな川上氏は、これからのドワンゴ、ひいてはIT業界全体の行く末をどう見据えているのか。著書をもとにそれを尋ねるつもりだったのだが、話は思わぬところから転がり出した。 当代きってのビジョナリストが語る「異端児の正論」に耳を傾けてみよう。 株式会社ドワンゴ 代表取締役会長 CTO 川上量生氏 1968年生まれ。スタジオジブリ・プロデューサー見習い。株式会社カラー
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