日教組や成田空港反対闘争などをめぐる問題発言で国土交通相を辞任した自民党の中山成彬衆院議員が、辞任から一夜明けた二十九日朝、民放テレビ番組に出演し、財政再建を進める大阪府を引き合いに民主党批判を展開した。 中山氏は「大阪府は職員組合とのなれあいでずっとやってきて、財政破たんにひんしている」とした上で、民主党が政権を取った場合について「日本全体が今の大阪府みたいになってしまう」と述べた。
麻生内閣発足からわずか5日、「単一民族」「ゴネ得」発言などで閣僚を辞任した中山成彬前国土交通相(65)。一旦は発言を撤回したものの、日教組批判については地元・宮崎で再び口を開き、国交相を辞任する結果となった。麻生太郎首相が中山氏のいない閣僚を従えて、国会で所信表明演説を行った直後の29日夕、中山氏に発言の経緯とその真意、そして辞任に至るまでの葛藤などについて聞いた。「この言葉は使っちゃいけないと感じながら…」 ―― 一連の発言の経緯と真意について まずあの日、30分ずつ4回の記者会見があったんですね。それで、たくさんの質問がありましたので、ちょっと、やや、舌足らずといいうか、誤解をまねくような言葉があったということは、これは本当に申し訳ないと何べんも謝罪をしているところです。 そのなかで一つは、なぜ日本は社会整備が遅れているのかということについて聞かれ「ゴネ得」という言葉を使ってしまった。
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