大河ドラマ「真田丸」(NHK総合ほか)7月17日(日)の放送に、松本幸四郎が出演する。役どころは、38年前に自身が演じた大河ドラマ「黄金の日日」('78年)の主人公・助左(すけざ)こと呂宋助左衛門。フィリピンとの貿易で財を成した商人だ。 「黄金の日日」の大ファンと公言してきた脚本の三谷幸喜の希望で、38年ぶりに同じ役で登場という異例の出演が実現。そんな松本幸四郎を直撃し、38年ぶりの呂宋助左衛門を演じた感想や、「真田丸」の魅力を語ってもらった。 ――あらためて今回の出演のいきさつを教えてください。 脚本の三谷さんが、学生の頃、「黄金の日日」を見ていたそうで、以前からお会いするたびに「僕は『黄金の日日』を見て、劇作家になろうと思ったんです!」とおっしゃっていたんです。でもまさか、こういう形で助左をもう一度演じることになるとは…本当に三谷さんらしいなと思います(笑)。 三谷さんからお電話をいた