予防医学研究者の石川善樹が、これからの時代を生き抜くためには何をどう考えることが必要かを、9人の賢人と会って話し合う。 必要な能力として、直観・論理・大局観、ジャンルをアカデミック・ビジネス・カルチャーに分け、それぞれの交わるところの達人に お話をうかがっていく連載。3人目のゲストは、「直観×カルチャー」の賢者、若林恵さん。「自分の敵は、経済の倫理 。指標は一つではない」というカルチャーの番人が、石川さんをどきっとさせます。 若林恵(わかばやし・けい) 日本版『Wired』編集長。1971年生まれ。フリーエディタ ー/ライター。平凡社『月刊太陽』編集部を経て2000年に独立。カルチャー雑誌で記事の編集、執筆に携わるほか、書籍・展覧会カタログの企画・編集も数多く手がける。音楽ジャーナリストとして音楽誌に寄稿するほか、ライナーノーツの執筆、音楽レーベルのコンサルティングなども行う。2011年よ