タグ

ブックマーク / blog.tokumaru.org (61)

  • 多発するWeb改ざんに備えてinotifywaitによる改ざん検知を導入した

    Webサイトの改ざん事件が多発しています。Webサイトに対する基的なセキュリティ施策を実施していればまず被害にあうことはないとは思うものの、全ての手口が公開されているわけではないので、何となく「嫌な感じ」もします。 【参考】 Web サイト改ざんに関する注意喚起(JPCERT/CC) 2013年6月の呼びかけ 「 ウェブサイトが改ざんされないように対策を! 」(IPA) @Police ウェブサイト改ざん事案の多発に係る注意喚起について(pdf) 5月から多発しているHP改ざんインシデントをまとめてみた。 - piyolog 当方のサイト(会社、個人)は、一通りのセキュリティ施策は実施しているつもりですが、絶対に改ざんされないかというと、改ざんされることは想定しておかなければならないと考えています。 当方のセキュリティ施策の例 FTPをやめ、sshのみで管理運用 sshのパスワード認証を

    k-holy
    k-holy 2013/06/19
    こういう仕組みにWebのインタフェースを用意してCMSに組み込めば良さそう?っていうかpeclにInotify関数あった
  • JSONをvbscriptとして読み込ませるJSONハイジャック(CVE-2013-1297)に注意

    はせがわようすけ氏のブログエントリ「機密情報を含むJSONには X-Content-Type-Options: nosniff をつけるべき」にて、巧妙な罠を仕掛けることにより、別ドメインのJSONデータをvbscriptとして読み込み、エラーハンドラ経由で機密情報を盗み出すという手法が紹介されました。これは、IEの脆弱性CVE-2013-1297を悪用したもので、MS13-037にて解消されていますが、MS13-037はIE6~IE8が対象であり、IE9以降では解消されていません。 また、MS13-037を適用いていないIE6~IE8の利用者もしばらく残ると考えられることから、この問題を詳しく説明致します。サイト側の対策の参考にして下さい。 問題の概要 JSON形式のデータは、通常はXMLHttpRequestオブジェクトにより読み出しますが、攻撃者が罠サイトを作成して、vbscript

    JSONをvbscriptとして読み込ませるJSONハイジャック(CVE-2013-1297)に注意
    k-holy
    k-holy 2013/05/20
    SymfonyのHttpFoundationにRequest::isXmlHttpRequest()があったのはこういう背景なのね
  • リセット後のパスワードをメール送信するパスワードリセット方式の注意点

    先日のエントリパスワードリマインダが駄目な理由にて、現在のパスワードをメール送信する「パスワードリマインダ」がパスワードリセット方式に比べてリスクがある(リスクのコントロールが弱い)という説明をしました。その際に説明したパスワードリセット方式は、パスワード変更の画面URLをメール送信するというものでしたが、もう一つのパスワードリセット方式としては、サイト側でパスワードをリセットして、リセット後のパスワードをメール送信するという方式もあります。このエントリでは、後者の仕様上の注意点について説明します。 とあるサイトのパスワードリセット方式 あるサイトのパスワードリセットの仕様を確認したところ下記の通りでした。 パスワードリセット画面では、ユーザIDとメールアドレスを入力する ユーザIDとメールアドレスが共に該当するアカウントがないとエラーになる サイト側でパスワードがリセットされ、リセット後

    リセット後のパスワードをメール送信するパスワードリセット方式の注意点
    k-holy
    k-holy 2013/05/15
    即リセットではなく有効期限のあるパスワード変更画面のURLを記載したメールを送信して、画面にパスワードとは別の認証コードを表示という実装で良いのでは。必要なら任意で+αの秘密情報入力させて。
  • パスワード攻撃に対抗するWebサイト側セキュリティ強化策

    Webサイトのパスワード認証を狙った攻撃が大きな脅威になっています。 Tサイト(プレスリリース) goo(プレスリリース) フレッツ光メンバーズクラブ(プレスリリース) eBook Japan(プレスリリース) My JR-EAST(プレスリリース) これらの事例のうちいくつか(あるいは全て)は、別のサイトで漏洩したIDとパスワードの一覧表を用いた「パスワードリスト攻撃(後述)」であると考えられています。パスワードリスト攻撃を含めて、パスワードを狙った攻撃が成立してしまう原因は、利用者のパスワード管理に問題がある場合が多く、攻撃を受けたWebサイト側には、直接の責任はないケースが多いと考えられます。 しかしながら、 大半の利用者はパスワード管理に興味がない パスワード認証を採用している理由は、コスト上の理由、すなわちサイト側の経済的な事情 インターネットが「とても危険なもの」となるとネット

  • twitterに学ぶなりすまし投稿対策

    先日もtwitter上の犯行予告により20歳の青年が逮捕されたようですが、なりすましによる誤認逮捕ではなかったのか気になるところです。そこで、twitterが、なりすまし投稿をどの程度対策しているかを調べてみることにしました。twitterの安全性を確認することが目的というよりも、twitterが実施している対策を知ることにより、皆様のWebサイトを安全にする参考にしていただければと思います。 今回調べた「なりすまし投稿」の手法は下記の通りです。 クロスサイト・リクエスト・フォージェリ(CSRF) クロスサイトスクリプティング(XSS) HTTPヘッダーインジェクション クリックジャッキング DNSリバインディング クッキーモンスターバグ このうち、上の5つの解説は拙稿「“誤認逮捕”を防ぐWebセキュリティ強化術」、最後のクッキーモンスターバグについては、過去のエントリ「クッキーモンスター

    twitterに学ぶなりすまし投稿対策
  • PHPのdisplay_errorsが有効だとカジュアルにXSS脆弱性が入り込む

    先に、「CVE-2008-5814を巡る冒険」にて、CVE-2008-5814脆弱性があるとdisplay_errorsがOnの環境下でXSS脆弱性となる場合があることを説明しました。しかし、display_errorsがOnの環境下ではCVE-2008-5814脆弱性がなくても、XSS脆弱性となる場合がしばしばあります。 これは、display_errorsによるエラーメッセージ表示がHTMLエスケープされていないことが原因です。簡単なサンプルを以下に示します。 <?php ini_set('display_errors', 1); // display_errorsを有効にする $a = array(); // 配列の生成 $index = $_GET['x']; // 配列のインデックスを得る $b = $a[$index]; // 配列の要素にアクセス このスクリプトに、x=<sc

    PHPのdisplay_errorsが有効だとカジュアルにXSS脆弱性が入り込む
    k-holy
    k-holy 2013/04/05
    外部由来のスーパーグローバルのキーを片っ端からサニタイズしてるコード見たことあるけど、もしかしてこれの対策だったのかな
  • ログアウト機能の目的と実現方法

    このエントリでは、Webアプリケーションにおけるログアウト機能に関連して、その目的と実現方法について説明します。 議論の前提 このエントリでは、認証方式として、いわゆるフォーム認証を前提としています。フォーム認証は俗な言い方かもしれませんが、HTMLフォームでIDとパスワードの入力フォームを作成し、その入力値をアプリケーション側で検証する認証方式のことです。IDとパスワードの入力は最初の1回ですませたいため、通常はCookieを用いて認証状態を保持します。ログアウト機能とは、保持された認証状態を破棄して、認証していない状態に戻すことです。 Cookieを用いた認証状態保持 前述のように、認証状態の保持にはCookieを用いることが一般的ですが、Cookieに auth=1 とか、userid=tokumaru などのように、ログイン状態を「そのまま」Cookieに保持すると脆弱性になります

    ログアウト機能の目的と実現方法
    k-holy
    k-holy 2013/02/15
    Webアプリケーションでの「ログアウト」機能はむしろ業務要件になることが多いです、経験上。そこをしっかり区別して実装する必要がありますね
  • ブラインドSQLインジェクションのスクリプトをPHPで書いたよ #phpadvent2012

    この記事はPHP Advent Calendar 2012の20日目です。昨日はTakayuki Miwaさんの「ComposerとHerokuではじめる!PHPクラウド生活」でした。 以前、「『よくわかるPHPの教科書』のSQLインジェクション脆弱性」というタイトルで、同書のSQLインジェクション脆弱性について説明しましたが、SQLインジェクション脆弱性のあるSQL文がDELETE FROMだったので、先のエントリでは、脆弱性の悪用方法としてはデータ(ミニブログの記事)の削除を説明しました。簡単に「全ての記事を削除できる」ので重大な脆弱性ではありますが、個人情報などが漏洩する例ではありませんでした。 このエントリでは、ブラインドSQLインジェクションという技法により、DELETE FROM文の脆弱性から、個人情報を得る手法を説明します。 脆弱性のおさらい ここで、脆弱性のおさらいをしまし

    ブラインドSQLインジェクションのスクリプトをPHPで書いたよ #phpadvent2012
  • セキュリティ情報:PHP5.4.8、PHP5.3.18以前にhashdos脆弱性

    チェック用スクリプト hashdosの状態を確認するためのスクリプトを作成してみましたので、Webサイトのチェックにご活用下さい。 このスクリプトを任意のファイル名(PHPスクリプトとして実行できる拡張子)でチェック対象Webサーバーに保存して下さい。Webブラウザを用いて、このスクリプトを実行すると、結果が表示されます。JavaScriptを有効にして下さい。チェック終了後はスクリプトを削除して下さい。 <?php if (@$_GET['mode'] === 'check') { header('Content-Type: text/plain'); echo (int)count($_POST); exit; } $max_input_vars = ini_get('max_input_vars'); $postnumber = (int)$max_input_vars + 10;

    セキュリティ情報:PHP5.4.8、PHP5.3.18以前にhashdos脆弱性
    k-holy
    k-holy 2012/11/27
    mbstring.encoding_translationか、まあ普通は無効にしてるし大丈夫
  • Tポイントツールバーを導入するとSSL通信の履歴までもが盗聴可能になる

    twitterなどでTポイントツールバーの利用規約が話題になっています。このエントリでは、Tポイントツールバーを実際に導入して気づいた点を報告します。結論として、当該ツールバーを導入すると、利用者のアクセス履歴(SSL含む)が平文で送信され、盗聴可能な状態になります。 追記(2012/08/10 20:10) たくさんの方に読んでいただき、ありがとうございます。一部に誤解があるようですが、ツールバーが送信している内容はURLだけで、Cookieやレスポンスまでも送信しているわけではありません。URLを送信するだけでも、以下に示す危険性があるということです。 追記終わり 追記(2012/08/13 23:50) ポイントツールバーにバージョンアップがあり、WEB閲覧履歴の送信がSSL通信に変更されました。従って、WEB閲覧履歴が盗聴可能な状況は回避されました。日22:50頃確認しました。

    Tポイントツールバーを導入するとSSL通信の履歴までもが盗聴可能になる
    k-holy
    k-holy 2012/08/10
    やだー
  • さくらDNSにサブドメインハイジャックを許す脆弱性

    さくらインターネット株式会社のDNSサービスにセキュリティ上の問題がありましたが、改修されましたので報告します。 DNSサービスへのドメイン登録時における不具合について 障害内容 : 当社の提供するネームサーバサービスにおいて、既に登録されているドメインのサブドメインが、他の会員IDの方に登録できる状態となっておりました。この障害により、悪意のある第三者がドメインの一部を乗っとれる脆弱性につながる危険性がありました。 問題につきましては現在は解消されており、全ての登録について不正がないかの調査を行っております。 この問題の発見者は前野年紀氏で、私はさくらインターネット株式会社に問題を通告し、改修を促すための連絡などでお手伝いをしました。 (12:00追記)なお、この脆弱性が混入したのは6月8日頃で、さくらインターネットは6月11日から修正を開始し、昨日(6月13日)には改修されましたので

    さくらDNSにサブドメインハイジャックを許す脆弱性
    k-holy
    k-holy 2012/06/14
    サブドメイン間でcookie共有していると…
  • CSRF対策のトークンをワンタイムにしたら意図に反して脆弱になった実装例

    補足 この記事は旧徳丸浩の日記からの転載です(元URL、アーカイブはてなブックマーク1、はてなブックマーク2)。 備忘のため転載いたしますが、この記事は2011年1月27日に公開されたもので、当時の徳丸の考えを示すものを、基的に内容を変更せずにそのまま転載するものです。 補足終わり 橋口誠さんから今話題の書籍パーフェクトPHP (PERFECT SERIES 3)を献いただきました。ありがとうございます。このエントリでは同書のCSRF対策の問題点について報告したいと思います*1。 書では、CSRFの対策について以下のように説明されています(同書P338)。 CSRFへの対応方法は、「ワンタイムトークンによるチェックを用いる」「投稿・編集・削除などの操作の際にはパスワード認証をさせる」などがあります。一番確実な方法は両者を併用することですが、ユーザ利便性などの理由から簡略化する場合で

    k-holy
    k-holy 2012/06/07
    徳丸本に頼りっきりでブクマしてなかったので
  • PHPのescapeshellcmdを巡る冒険

    以前、ブログ記事「PHPのescapeshellcmdの危険性」にて、escapeshellcmd関数の「余計なお世話」によって危険性が生まれていることを指摘しましたが、その後大垣さんによって修正案が提示され、結局「それはマニュアルの間違い」ということで決着が着いたようです。ところが、この議論とは別のところで、escapeshellcmdはPHP5.4.0で挙動が少し変わっていることが分かりました。 経緯 2011/1/1 徳丸が「PHPのescapeshellcmdの危険性」を書いて、クォート文字がペアになっている場合にエスケープしないという仕様が余計なお世話であり、危険性が生じていることを指摘 2011/1/7 大垣さんがブログエントリ「phpのescapeshellcmdの余計なお世話を無くすパッチ」にて修正案を提示 2011/10/23 廣川さんが、大垣さんのパッチ案を少し修正して

    k-holy
    k-holy 2012/04/09
    escapeshellcmdとescapeshellarg
  • PHPの組み込み関数で例外を発生させる方法

    このエントリではPHPの組み込み関数でエラー時に例外を発生させる方法を紹介します。デフォルト状態では、PHPの組み込み関数の大半はエラー時に例外を発生させません。 前のエントリで、PHPのheader関数は戻り値を返さず、エラー時に例外も発生させないことを紹介しました。これは酷い仕様だと思うのですが、どうすればエラーハンドリングできるかを考えてみました。 header関数の場合、エラー(警告)そのものは出ているので、以下の二つの方法が候補として考えられます。 error_get_last関数で直近のエラーを取得してエラー処理する set_error_handlerで定義したエラーハンドラ関数でエラー処理する どちらもモダンな書き方とはほど遠い感じです。 前者は、BASICのon error resume nextを連想させますし、直近のエラーがどの箇所で起こったかは簡単には識別できないので

    k-holy
    k-holy 2012/04/05
    エラーレベルによる詳細なハンドリングはset_exception_handler()と併用ですね。そのためのErrorException::getSeverity()かと
  • 悪いサニタイズ、良い(?)サニタイズ、そして例外処理

    先日のエントリ「処理開始後の例外処理では「サニタイズ」が有効な場合もある」は、素材の消化不足、私の表現の未熟等から、一部で誤解を招いてしまったようで申し訳ありません。アプローチを変えて、サニタイズについてもう一度考えてみたいと思います。結論から言えば、悪いサニタイズはあっても、「良いサニタイズ」はないと考えます。しかしながら、状況によっては妥協の産物としてサニタイズを使うことは、あり得ると考えます。 稿で用いる「サニタイズ」の定義 サニタイズという用語は、歴史的に都合の良いように使われてきた歴史があり、あらためてネット検索して見ると、当に多様な使われ方をしていると感じました。その様子は、高木浩光氏のブログ記事『「サニタイズ」という言葉はもう死んでいる』からも伺えます。 ここでは、議論の都合上、以下をサニタイズの定義として用いることにします。 サニタイズとは、 主にセキュリティ上の目的で

    k-holy
    k-holy 2012/04/03
    CMS系のアプリケーション等ではHTMLを含む文字列の出力時にタグ除去したりエンティティをデコードするような要件はあるはずですが、何て呼べばいいんでしょ
  • 処理開始後の例外処理では「サニタイズ」が有効な場合もある

    このエントリでは、脆弱性対処における例外処理について、奥一穂氏(@kazuho)との会話から私が学んだことを共有いたします。セキュアプログラミングの心得として、異常が起これば直ちにプログラムを終了することが推奨される場合がありますが、必ずしもそうではないというのが結論です。 はじめに Webアプリケーションの脆弱性対策では、脆弱性が発生するのはデータを使うところであるので、データを使う際の適切なエスケープ処理などで対処するのがよいと言われます。しかし、処理内容によってはエスケープができない場合もあり、その場合の対処についてはまだ定説がないと考えます。 エスケープができない場合の例としては、以下があります。 SQLの数値リテラルを構成する際に、入力に数値以外の文字が入っていた メール送信しようとしたが、メールアドレスに改行文字が入っていた 入力されたURLにリダイレクトしようとしたところ、U

    k-holy
    k-holy 2012/03/30
    確かに、WebAPIを介したデータ連携などでこういう不都合が起きることはありますね
  • Webアプリケーションに対する広範なDoS攻撃手法(hashdos)の影響と対策

    28C3(28th Chaos Communication Congress)において、Effective Denial of Service attacks against web application platforms(Webプラットフォームに対する効果的なサービス妨害攻撃)と題する発表がありました(タイムスケジュール、講演スライド)。 これによると、PHPをはじめとする多くのWebアプリケーション開発プラットフォームに対して、CPU資源を枯渇させるサービス妨害攻撃(DoS攻撃)が可能な手法が見つかったということです。この攻撃は、hashdos と呼ばれています。 概要PHPなど多くの言語では、文字列をキーとする配列(連想配列、ハッシュ)が用意されており、HTTPリクエストのパラメータも連想配列の形で提供されます。PHPの場合、$_GET、$_POSTなどです。 連想配列の実装には

    k-holy
    k-holy 2012/01/11
    hashdos
  • PHP5.4のhtmlspecialcharsに非互換問題

    第3引数を指定していない場合の影響前述のように、htmlspecialchars関数の第3引数を指定していない場合、PHP5.3までは、文字エンコーディングがISO-8859-1が指定されたとみなされます。この場合、入力内容にかかわらず不正な文字エンコーディングと判定されることはありません。したがって、文字エンコーディングのチェックが働かない代わりに、エラーになることもありませんでした。 これに対して、PHP5.4の仕様により文字エンコーディングがUTF-8とみなされた場合に、Shift_JISやEUC-JPの2バイト文字が入力されると、高い確率で「UTF-8として不正」というエラーになり、htmlspecialchars関数の出力は空になります。つまり、プログラムが正常に動作しません。 htmlspecialchars関数の第3引数を指定しておらず、内部文字エンコーディングがShift_

    k-holy
    k-holy 2011/11/07
    第3引数のデフォルトをmbstring.internal_encodingにしないのは何故なんでしょう。常に明示してきたし個人的には影響ないけど
  • Apache killerは危険~Apache killerを評価する上での注意~

    Apacheの脆弱性(CVE-2011-3192)いわゆるApache killerが話題になっていますが、その脅威については一部誤解があるようです。 以下は、非常に脅威とする報告の例です。 一方今回のはプロセスの肥大化を伴うので、実メモリ消費して更にスワップも使い尽くしてOS毎激重になったあげくLinuxとかの場合はOOM Killer発動と、他のプロセスや場合によってはOSを巻き込んで逝ってしまいます。 CVE-2011-3192 Range header DoS vulnerability Apache HTTPD 1.3/2.xより引用 以下は、それほど脅威でなかったとする報告の例です。 pooh.gr.jp は結構頑丈だったので 60 並列でやっと CPU idle 30% まで減らせた。 Apache Killer (CVE-2011-3192) 対策 for CentOS 5

  • PHP5.3.7のcrypt関数のバグはこうして生まれた

    昨日のブログエントリ「PHP5.3.7のcrypt関数に致命的な脆弱性(Bug #55439)」にて、crypt関数の重大な脆弱性について報告しました。脆弱性の出方が近年まれに見るほどのものだったので、twitterやブクマなどを見ても、「どうしてこうなった」という疑問を多数目にしました。 そこで、このエントリでは、この脆弱性がどのように混入したのかを追ってみたいと思います。 PHPのレポジトリのログや公開されているソースの状況から、PHP5.3.7RC4までこのバグはなく、PHP5.3.7RC5でこのバグが混入した模様です。RC5はPHP5.3.7最後のRelease Candidateですから、まさに正式リリースの直前でバグが入ったことになります。 バグの入る直前のソースは、ここの関数php_md5_crypt_rから参照することができます。以下に、おおまかな流れを図示します。まずはバ

    PHP5.3.7のcrypt関数のバグはこうして生まれた
    k-holy
    k-holy 2011/08/24
    リリース直前の変更も、テストになってないテストコードも経験済な身としては「ないわー」とは言えない