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ブックマーク / blog.tokumaru.org (61)

  • 「はじめて学ぶ最新サイバーセキュリティ講義」の監訳を担当しました

    日経BPから4月4日発売予定の『はじめて学ぶ最新サイバーセキュリティ講義 「都市伝説」と「誤解」を乗り越え、正しい知識と対策を身につける』の監訳を担当したので紹介させていただきます。 書の原書は、ユージーン・H・スパフォード、レイ・メトカーフ、ジョサイヤ・ダイクストラの3名の共著として書かれた「Cybersecurity Myths and Misconceptions」で、米国Amazonのレビューでは4.6の高評価を得ています。また、「インターネットの父」ことヴィントン・サーフ氏が書に前書きを寄せています(後述)。 はじめにサイバーセキュリティは、その短い歴史にも関わらず、神話や都市伝説に満ちています。古典的なものとして、書の冒頭では、「ウイルス対策企業が自社製品を売るためにマルウェアを作って拡散した」が紹介されています。 書は、このようなセキュリティの都市伝説や神話をとりあげ

    「はじめて学ぶ最新サイバーセキュリティ講義」の監訳を担当しました
    k-holy
    k-holy 2024/04/02
  • bcryptの72文字制限をSHA-512ハッシュで回避する方式の注意点

    宅ふぁいる便から平文パスワードが漏洩した件を受けて、あらためてパスワードの安全な保存方法が関心を集めています。現在のパスワード保存のベストプラクティスは、パスワード保存に特化したハッシュ関数(ソルトやストレッチングも用いる)であるbcryptやArgon2などを用いることです。PHPの場合は、PHP5.5以降で使用できるpassword_hash関数が非常に便利ですし、他の言語やアプリケーションフレームワークでも、それぞれ用意されているパスワード保護の機能を使うことはパスワード保護の第一選択肢となります。 なかでもbcryptは、PHPのpassword_hash関数のデフォルトアルゴリズムである他、他の言語でも安全なハッシュ保存機能として広く利用されていますが、パスワードが最大72文字で切り詰められるという実装上の特性があり、その点が気になる人もいるようです(この制限はDoS脆弱性回避が

    bcryptの72文字制限をSHA-512ハッシュで回避する方式の注意点
  • 徳丸浩の日記: SSRF(Server Side Request Forgery)徹底入門

    SSRF(Server Side Request Forgery)という脆弱性ないし攻撃手法が最近注目されています。以下は、ここ3ヶ月にSSRFについて言及された記事です。 EC2上のAWS CLIで使われている169.254について SSRF脆弱性を利用したGCE/GKEインスタンスへの攻撃例 SSRFを利用したメール送信ドメインの乗っ取り 「CODE BLUE 2018」参加レポート(岩間編) この「空前のSSRFブーム」に便乗して、SSRFという攻撃手法および脆弱性について説明します。 SSRF攻撃とは SSRF攻撃とは、攻撃者から直接到達できないサーバーに対する攻撃手法の一種です。下図にSSRF攻撃の様子を示します。 攻撃者からは、公開サーバー(203.0.113.2)にはアクセスできますが、内部のサーバー(192.168.0.5)はファイアウォールで隔離されているため外部から直接

    徳丸浩の日記: SSRF(Server Side Request Forgery)徹底入門
  • PHPの脆弱性 CVE-2018-17082 によるキャッシュ汚染についての注意喚起

    エグゼクティブサマリ PHPの脆弱性CVE-2018-17082はXSSとして報告されているが、現実にはXSSとしての攻撃経路はない。一方、Apacheのmod_cacheによるキャッシュ機能を有効にしているサイトでは、キャッシュ汚染という攻撃を受ける可能性がある。 概要 PHPの現在サポート中のすべてのバージョンについて、XSS脆弱性CVE-2018-17082が修正されました。以下は対応バージョンであり、これより前のすべてのバージョンが影響を受けます。ただし、Apacheとの接続にApache2handlerを用いている場合に限ります。 PHP 5.6.38 PHP 7.0.32 PHP 7.1.22 PHP 7.2.10 PHP 5.5以前も対象であり、これらは脆弱性は修正されていません。 脆弱性を再現させてみる この脆弱性のPoCは、当問題のバグレポートにあります。 PHP ::

    PHPの脆弱性 CVE-2018-17082 によるキャッシュ汚染についての注意喚起
    k-holy
    k-holy 2018/09/25
    Apache2handler + mod_cache環境で攻撃を受ける可能性ありとのこと。
  • WordPress 4.7.1 の権限昇格脆弱性について検証した

    エグゼクティブサマリ WordPress 4.7と4.7.1のREST APIに、認証を回避してコンテンツを書き換えられる脆弱性が存在する。攻撃は極めて容易で、その影響は任意コンテンツの書き換えであるため、重大な結果を及ぼす。対策はWordPressの最新版にバージョンアップすることである。 稿では、脆弱性混入の原因について報告する。 はじめに WordPress体に久しぶりに重大な脆弱性が見つかったと発表されました。 こんな風に書くと、WordPressの脆弱性なんてしょっちゅう見つかっているという意見もありそうですが、能動的かつ認証なしに、侵入できる脆弱性はここ数年出ていないように思います。そういうクラスのものが久しぶりに見つかったということですね。 WordPress、更新版で深刻な脆弱性を修正 安全確保のため情報公開を先送り Make WordPress Core Conten

    WordPress 4.7.1 の権限昇格脆弱性について検証した
    k-holy
    k-holy 2017/02/06
    バリデーションされていないかもしれない値をキャストしてそのまま使うとか、PHPでは絶対やっちゃいけないパターンだわ
  • PHPMailerの脆弱性CVE-2016-10033について解析した

    エグゼクティブサマリ PHPMailerにリモートスクリプト実行の脆弱性CVE-2016-10033が公表された。攻撃が成功した場合、ウェブシェルが設置され、ウェブサーバーが乗っ取られる等非常に危険であるが、攻撃成功には下記の条件が必要であることがわかった PHPMailer 5.2.17以前を使っている Senderプロパティ(エンベロープFrom)を外部から設定できる 現在出回っているPoCはMTAとしてsendmailを想定しており、postfixを使っている環境では問題ない 対策版として公開されている PHPMailer 5.2.19も不完全であるので、回避策の導入を推奨する。 はじめに 12月24日にPHPMalerの脆弱性CVE-2016-10033が公表され、とんだクリスマスプレゼントだと話題になっています。 PHPからのメール送信に広く使われているライブラリの「PHPMai

  • PDOに複文実行を禁止するオプションが追加されていた

    エグゼクティブサマリ PHP 5.5.21、PHP 5.6.5 以降、PHPにPDO::MYSQL_ATTR_MULTI_STATEMENTSというオプションが追加され、PDO+MySQLの組み合わせで、SQLの複文を禁止できるようになった。この設定はSQLインジェクションの緩和策として有効である。 はじめに 2013年12月に公開した PHP+PDO+MySQLの組み合わせではSQLインジェクション攻撃で複文呼び出しが可能 にて、PDOとMySQLの組み合わせで、SQLインジェクションの文脈で複文呼び出しが可能であることを報告していましたが、その後のPHPのバージョンアップで、複文実行を禁止するオプションが追加されていましたので報告します。 対象のバージョンは以下の通りです。 PHP 5.5.21 以降 PHP 5.6.5 以降 全ての PHP 7.0、7.1 前述の記事を書いた後、3大

  • PHPの全バージョンの挙動をCGIモードで試す

    PHPの挙動を調べていると、マニュアルにも、ChangeLogにも載っていない変更にしばしば遭遇します。たとえば、PCRE系関数(preg_xxxx)の正規表現指定(第1引数)において、過去のPHPではNULLバイトを許容していましたが、最近のPHPでは、正規表現中のNULLバイトをエラーにしています。この変更は、マニュアルには載っておらず、ChangeLogには記載されているもののNULLバイトとは書いていないので、ちょっと気がつきにくいですね。 Fixed bug #55856 (preg_replace should fail on trailing garbage) このような場合、ソースコードの該当箇所を調べるか、適当にあたりをつけたバージョンのPHPをビルドして試すなどの手法がとられているかと思いますが、@hnwさんが phpall を発表されたことで、この種の調査が一挙に楽に

    PHPの全バージョンの挙動をCGIモードで試す
  • hashdos攻撃をmod_securityで防御する(CentOS+yum編)

    このエントリでは、hashdos対策としてのmod_securityの導入と設定の方法を説明します。CentOS環境でyumによりApacheを導入しているサイトに対して、yumによりmod_securityを導入するというシナリオで説明します。 はじめに既に当ブログで報告の通り、hashdosと呼ばれる攻撃手法が公表されています。HTTPリクエストのパラメータ名に対するハッシュ値を故意に同一にした(衝突させた)ものを多数(数万程度)送信することにより、Webサーバーを数分程度過負荷にできるというDoS攻撃手法です。まだhashdosによる攻撃事例は報告されていないようですが、既に攻撃コード(PoC)が公表されているため、いつ攻撃が起こっても不思議ではない状況です。 PHPも影響を受けるプラットフォームであり、PHP5.3.9で対処予定となっていますが、まだPHP5.3.9はリリースされて

  • Joomla!の「ゼロデイコード実行脆弱性」はPHPの既知の脆弱性が原因

    Joomla!にコード実行脆弱性(CVE-2015-8562)があり、パッチ公開前から攻撃が観測されていたと話題になっています。 Joomlaに深刻な脆弱性、パッチ公開2日前から攻撃横行 「Joomla!」に再び深刻な脆弱性、3.4.6への速やかなアップデートを推奨 パッチ公開の前に攻撃が始まる状態を「ゼロデイ脆弱性」と言いますが、それでは、この脆弱性のメカニズムはどんなものだろうかと思い、調べてみました。 結論から言えば、この問題はJoomla!側に重大な脆弱性はなく、PHPの既知の脆弱性(CVE-2015-6835)が原因でしたので報告します。 exploitを調べてみる 既にこの問題のexploitは公開されていますが、悪い子が真似するといけないのでURL等は割愛します。以下のページでは攻撃の原理が説明されています。 Vulnerability Details: Joomla! Re

    k-holy
    k-holy 2015/12/18
    MySQLのutf8_general_ciの罠とセッション変数の復元か、なるほど…そもそもクライアント側で加工可能な文字列をセッション変数に入れるのは危険な臭いがする。確認画面の実装とかで使われてそうだけど。
  • PHPのunserialize関数に外部由来の値を処理させると脆弱性の原因になる

    既にいくつかの記事で指摘がありますが、PHPのunserialize関数に外部由来の値を処理させると脆弱性の原因になります。 しかし、ブログ記事等を見ていると、外部由来の値をunserialize関数に処理させているケースが多くあります。 ユースケースの一例としては、「複数の値をクッキーにセットする方法」として用いる場合です。 PHP クッキーに複数の値を一括登録する方法という記事では、以下の方法で複数の値をクッキーにセットしています。 $status = array( "height" => 167, "weight" => 50, "sight" => 1.2 ); setcookie("status", serialize($status)); クッキーの受け取り側は以下のコードです。 print_r(unserialize($_COOKIE['status'])); 出力結果は以下

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    k-holy 2015/07/16
    サーバ側キャッシュ用途くらいでしか使わないけど、cookieでの使用例が結構あるのね…JSONと違ってそのままバリデーションするのが難しいから厄介だと
  • 嵐のコンサートがあるとダブルブッキングしてしまうホテル予約システムを作ってみた

    今年の5月1日に、仙台市内のホテルで多重予約のトラブルが発生したと報道されています。 部屋数203室の仙台市のビジネスホテルで、9月18~23日の宿泊予約を数千件受け付けるトラブルがあった。アイドルグループ「嵐」のライブが宮城県内で開催される期間だった。インターネットでの申し込みが殺到し、システム障害が起きたとみられるという。 トラブルがあったのは、仙台市泉区の「ホテルルートイン仙台泉インター」。ホテルなどによると、9月19、20、22、23日に宮城スタジアム(宮城県利府町)で嵐がライブを開くことが明らかになった後の5月1日午前5時ごろ、ネットを使った予約申し込みが殺到していることに気づいたという。 203室のホテルなのに「予約」数千件 嵐公演で殺到か:朝日新聞デジタル より引用 5月1日の朝に何があったのか調べてみると、この日の早朝にテレビや新聞でコンサートの情報が流れたようですね。 お

    嵐のコンサートがあるとダブルブッキングしてしまうホテル予約システムを作ってみた
    k-holy
    k-holy 2015/05/07
    不適切な分離レベルが設定されていた可能性も
  • Apacheの多重拡張子にご用心

    先日の日記『「10日でおぼえるPHP入門教室 第4版」はセキュリティ面で高評価』では、同書のアップロード機能のセキュリティ面を評価しつつ、「もうひと踏ん張り確認して欲しい内容がある」として、画像XSSの可能性について指摘しました。では、これを直せば完璧かというと、実はそうとも言えないという微妙な問題があります。それは、アップロード先の場所とファイル名の問題です。 ファイルをアップロードするディレクトリ: ドキュメントルート下の /php10/doc/ ファイル名: ブラウザから送信されたファイル名そのまま これらのうちファイル名の拡張子については、gif/jpg/jpeg/pngのみを許すという、いわゆるホワイトリスト検査がされていて、またgetimagesize()関数により、画像ファイルであることの簡易的なチェックをしています。しかし、この状態では、環境によってはアップロードしたファイ

    Apacheの多重拡張子にご用心
    k-holy
    k-holy 2015/04/30
    AddHandlerにそんな罠があったのね。前提を満たすことはなさそうだけど気を付けよう…
  • 安全なウェブサイトの作り方改訂第7版の変更点と変わらない点

    IPAの安全なウェブサイトの作り方 改訂第7版が公開されました。 このエントリでは、安全なウェブサイトの作り方の元々もつ特徴(変わらない点)と、第7版の変更のポイントについて説明します。 なお、私は安全なウェブサイトの作り方の執筆者の一人ではありますが、以下の記述は私個人の意見であり、IPAを代表するものではありませんので、あらかじめご承知おきください。 安全なウェブサイトの作り方の変わらぬ特徴 安全なウェブサイトの作り方の特徴は、「まえがき」の中で述べられています。 書は、IPAが届出を受けたソフトウェア製品およびウェブアプリケーションの脆弱性関連情報に基づいて、特にウェブサイトやウェブアプリケーションについて、届出件数の多かった脆弱性や攻撃による影響度が大きい脆弱性を取り上げ、その根的な解決策と、保険的な対策を示しています。 すなわち、以下の2点がポイントと考えます。 脆弱性の選定

    安全なウェブサイトの作り方改訂第7版の変更点と変わらない点
  • PHPのmb_ereg関数群は不正な文字エンコーディングをチェックしない

    PHPのbasename関数には、マルチバイトに対応していないという誤解(実際にはロケールの設定をすればマルチバイトでも使える)があったり、不正な文字エンコーディングをチェックしないという課題があったりで、イマイチだなーと思っている方も多いと思います。 そういう方々が、preg_replace(u修飾子つき)やmb_ereg_replaceを用いて代替関数を作成している解説も見かけますが、それではこれら正規表現関数は不正な文字エンコーディングをチェックしているのだろうかという疑問が生じます。 ざっと調べたところ、以下の様な状況のようです。 preg_replace : 不正な文字エンコーディングをチェックしている mb_ereg_replcae : 不正な文字エンコーディングをチェックしていない ここでは、mb_ereg_replaceが不正な文字エンコーディングをチェックしない状況と、そ

    PHPのmb_ereg関数群は不正な文字エンコーディングをチェックしない
  • PHPのbasename関数は不正な文字エンコーディングをチェックしない

    昨日のエントリにて、PHPのbasename関数はマルチバイト文字を扱えることを説明しましたが、このブログの読者であれば、きっとbasename関数は不正な文字エンコーディングについてどの程度チェックするのかという疑問が生じたことでしょう(きっぱり)。実はbasename自体は、不正な文字エンコーディングをチェックせず、垂れ流してしまいます。その理由をbasenameのソースコードで確認してみましょう。以下は、basename関数の実装の一部です。 // ext/standard/string.c // php_basenmae() while (cnt > 0) { inc_len = (*c == '\0' ? 1: php_mblen(c, cnt)); switch (inc_len) { case -2: case -1: inc_len = 1; php_ignore_valu

  • PHPのbasename関数でマルチバイトのファイル名を用いる場合の注意

    まずは以下のサンプルをご覧ください。サーバーはWindowsで、内部・外部の文字エンコーディングはUTF-8です。UTF-8のファイル名を外部から受け取り、Windowsなのでファイル名をShift_JISに変換してファイルを読み込んでいます。basename関数を通すことにより、ディレクトリトラバーサル対策を施しています。 <?php header('Content-Type: text/plain; charset=UTF-8'); $file_utf8 = basename($_GET['file']); $file_sjis = mb_convert_encoding($file_utf8, 'cp932', 'UTF-8'); $path = './data/' . $file_sjis; var_dump($path); readfile($path); しかし、ディレクトリト

    PHPのbasename関数でマルチバイトのファイル名を用いる場合の注意
  • GHOST脆弱性を用いてPHPをクラッシュできることを確認した

    GHOST脆弱性について、コード実行の影響を受けるソフトウェアとしてEximが知られていますが、PHPにもgethostbynameという関数があり、libcのgethostbyname関数をパラメータ未チェックのまま呼んでいます。そこで、PHPのgethostbynameを用いることでPHPをクラッシュできる場合があるのではないかと考えました。 試行錯誤的に調べた結果、以下のスクリプトでPHPをクラッシュできることを確認しています。CentOS6(32bit/64bitとも)、Ubuntu12.04LTS(32bit/64bitとも)のパッケージとして導入したPHPにて確認しましたが、phpallで確認した限りPHP 4.0.2以降のすべてのバージョンのPHPで再現するようです。なぜかPHP 4.0.0と4.0.1では再現しませんでした。 <?php gethostbyname(str_

    k-holy
    k-holy 2015/02/10
    あらら…メールアドレスのバリデーションのオプション動作でgethostbyname()を呼んでるフレームワークもあるようですよ
  • EximのGHOST脆弱性の影響とバリデーションの関係

    追記(2015/2/6) 大垣さんから訂正依頼のコメントを頂いておりますので合わせてお読みください。徳丸としては特に訂正の必要は感じませんでしたので、文はそのままにしています。そう思う理由はコメントとして追記いたしました。 (追記終わり) 大垣さんのブログエントリ「GHOSTを使って攻撃できるケース」を読んだところ、以下のようなことが書いてありました。 1. ユーザー入力のIPアドレス(ネットワーク層のIPアドレスではない)に攻撃用データを送る。 2. バリデーション無しで攻撃用の不正なIPアドレスをgethostbyname()に渡される。 3. ヒープオーバーフローでヒープ領域のメモリ管理用の空きサイズを改竄する。 【中略】 どんなソフトウェアが危ないのか? ユーザー入力のIPアドレスをバリデーションしないでgethostbyname()を使用している。 インタラクティブな動作を行っ

    k-holy
    k-holy 2015/02/03
    MTAとWebアプリケーションではRFCの重要度は違うし、バリデーションの要件も変わって当然。Webアプリケーションで文字列長の制限は必須でしょう
  • SQLインジェクション対策もれの責任を開発会社に問う判決

    ポイントは下記の通りです。 X社(原告)はセキュリティ対策について特に指示はしていなかった 損害賠償について個別契約に定める契約金額の範囲内とする損害賠償責任制限があった 当初システムはカード決済を外部委託し直接カード情報を扱っていなかった X社が「カード会社毎の決済金額を知りたい」とY社に依頼をして、その結果カード情報をいったんDBに保存する仕様となった(2010年1月29日) X社からの問い合わせに対してY社は、カード情報を保持しない方式に変更することが可能で、そのほうが安全となり、費用は20万円程度である旨を伝えた(2010年9月27日)が、その後X社は改良の指示をしなかった 以下の脆弱性その他が認められた システム管理機能のIDとパスワードが admin/password であった 個人情報が記載されたお問い合わせログファイルの閲覧が可能(ディレクトリリスティングと意図しないファイ

    k-holy
    k-holy 2015/01/22
    OSS利用前提の予算でそれに不具合が潜んでた場合でも同様の結果になるとしたら、厳しい気がする/判決文読んだけど、EC-CUBE本体もセキュリティパッチも関係なく独自のカスタマイズを施した箇所に脆弱性があったのか