ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です) 中国海軍による火器管制レーダー照射を受けて、今週発売の週刊誌は「日中開戦」ネタが満載でした。 その中で、『週刊現代』にコメントを採用していただきました(他にいくつか取材受けましたが、面白いことがいえないので不採用)。 レーダー照射はたしかに状況によっては軍事衝突を引き起こし得る挑発行為ですが、日中に関して言えば、中国側も日本側が応戦しないのを承知でやっているわけで、そんなことではまず戦闘になりません。日中両国ほどの実力・存在感とその両国間関係があれば、開戦に至るにはかなり高いハードルがあります。ハラスメント合戦というのは今後も発生するでしょうが、要は駆け引き戦ということです、というような話をさせていただきました。 もちろん将来的な軍事的緊